- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774308715
作品紹介・あらすじ
いま、我々は、子供たちに、いかなる生き方を語るべきか。いま、我々は、若者たちに、いかなる思いを伝えるべきか。いま、我々は、未来の世代に、いかなる歩みを残すべきか。すべての家庭の方々に、すべての学校の先生に、すべての職場のマネジャーに、そして、すべての子供たちに、すべての学生に、すべての若者たちに、心を込めて贈る、著者渾身のメッセージ。
感想・レビュー・書評
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分かりやすい言葉で切々と綴られる言葉。肚に伝わってきます。
子供へのプレゼントにも良いと思う。
●人生で目指すものは「人間の成長」。
志を抱き、出来事を通じて語りかける無言の声に耳を傾けることで可能となる。人間の成長は人類の成長でもある。
●志とは与えられた人生において、己のためでなく、多くの人々のために、世の中のために大切な何かを成し遂げようとの決意。
●現代という戦争や紛争、迫害や差別、飢餓や貧困に充ちた人類の「前史」の幕を閉じ、本当の輝く歴史を作り始めることが我々の役割であり使命。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想
志。人生を賭けて達成するもの。押し付けられたものではない。自分で見つけた自分だけのもの。叶えるために何をすれば良いか。今はわからない。 -
自己啓発本。
志を持つことの重要性について説いているが言葉を羅列しているのみで内容はあまり伝わってこなかった。 -
1.この本をひと言でまとめると
志を持て!成長こそ人生
2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
・それがあったからこそ(p37)
どんな苦労や困難があっても前向きに生きていけそう
・人生において「成功」は約束されていない。しかし、人生において「成長」は約束されている(p48)
もっとがんばろうと思わずにいられなかった。結果だけで判断せず過程が大事
・「時間の密度」は人によって全く違う(p71)
今まで自分が漫然と生きてこなかったかと振り返りました
・「死」を見つめること(p93)
ら1日1日の重要性を認識させられる。もっと1日を大事にしなければ。
・「何」を見つめて生きたか。それが君の「人生の意味」を定める(p145)
目の前にあることだけじゃなく大きな視点が必要
*全体的に 〜とは何か、〜はなぜ必要か、〜をどうすればよいか、を明快に回答しているのが良い
3.突っ込みどころ
・p151〜宇宙の話は元々宇宙に興味がないせいかもしれないが話が大きすぎてピンとこない -
何度か読み直したいと思える本、文庫版があるので手に入れたい。
詩のような形式で、語りかけるように、綴られている。具体的、断定的なので、宗教チックになる危険性も感じたが、内容は極めて普遍的、納得できるもの。
なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか
「悔いの無い人生」を生きるため
「満たされた人生」を生きるため
「香りある人生」を生きるため
「大いなる人生」を生きるため
「成長し続ける人生」を生きるため
いろいろな苦労、失敗、挫折も乗り越えて、こうして成長できた、と言える人生を送りたい。何かを後世に伝えていく、残していく、そういう人生を目指したい。 -
未来はない。過去もない。あるのは、今だけだ。今を全力で行きぬけ。そのためには、志が必要だ。最後の一日まで成長し続けるという覚悟が必要だ。著者は、そう、読者に語りかけてくる。すべての人へ、2021年に成人になる息子へ、捧げたい。
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"時々、田坂広志さんの本を読むようにしている。
心に響く言葉にあふれているすばらしい本だ。
今の私に響いた言葉は、
過去も未来もない
あるのは、永遠に続くいまだけ
ノブリス・オブリージュ(Nobles Oblige)
恵まれた人間が自覚すべき義務 使命感
人生の3つの真実
人は必ず死ぬ
人生はただの一度しかない
人はいつ死ぬかわからない
自らが何か、具体的に動きたくなる、ちょっと元気がなくなった時に読むと元気になる本。" -
済
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若い読者向けの人生読本
死を意識して、今を生きることの大切さを説いている。(引用参照) -
これからの自分が進もうとしてる道へ踏み出すことに背中を押してくれた一冊。読みやすいが内容は濃い。
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志を持って生きる意味が語られている。
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人生を考える一冊になりました。息子たちに(自分が万が一の時の)遺書として・・・
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【「志」を持って生きよ!】
これからの社会を担う若者に対して込められたメッセージが書かれている本。筆者が主張するのは、「『志』を持って人生を生きよ」というものであった。その理由を①悔いの無い人生を生きるため②満たされた人生を生きるため③香りある人生を生きるため④大いなる人生を生きるため⑤成長し続ける人生を生きるため、という5つから説明する。
ポエムチックに書かれた文章は、とても読みやすく、筆者が伝えたいことがヒシヒシと伝わってくる。書かれていることを全て実現出来るかは別として、書かれていることが人生の本質を突いていることは間違いない。
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○もし、我々が、人生で与えられる苦労や困難、失敗や敗北、挫折や喪失を自分の「成長の糧」とする覚悟があるならば、人生において「成長」は約束されている。(49p)
○その砂時計を想像してほしい。
そして、その砂の落ちる音に耳を傾けながら生きてほしい。(96p)
○「自分の人生」を大切にするとは何か。
それは「自分の人生で巡り会った人」を大切にするということ。(180p)
★道徳的な内容に、人間のできていない私は、つい疑念を持ってしまうが、読み進めるうちに深く納得する。それは「永劫回帰」や「メメント・モリ」や「ノブリス・オブリージュ」等、時代を超えて残る言葉がベースになっているからだと思う。 -
凄くメッセージ性の強い本。
悔いのない人生を生きるには?
使命感は持っているか?
感謝、義務を忘れてないか?
時間は確かに平等であるが、時間の密度は不平等である。
モチベーションアップ、行き詰まった時に読み直したい、田坂さん渾身のエッセンスが詰まった本。 -
社会人になった時に父から贈られた本。内容はあまり憶えてないが、人生に迷った時に読み返したい…気がする。
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たまに読みたい
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東京大学工学部出身の方が若者に向けて情熱をもって書かれた本です。文字数は少ないのですが、著者の心が本から伝わってきて、やる気をもらえます。日常生活の一つ一つの時間の密度をあげられるそんな本だと思います。人生は一度きり、「志」を持って生きていきたいですね(^^