みつばち (くもんの児童文学)

著者 :
  • くもん出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774310565

作品紹介・あらすじ

『ダルマ』の道夫と和男、『手紙』の研之介とヤッちゃん、『ひったくり』のぼくとこうちゃん、『みつばち』の春子と真理とミズキ。いつもと同じ毎日がやってくるはずなのに、思いがけない事件が待っていた。へいぼんな一日がすこしちがって見えてくる四編の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 『ダルマ』
    『手紙』
    『ひったくり』
    『みつばち』

    どの作品も最後は光がさすようなお話でした。
    私は『ダルマ』の道夫と和男、『ひったくり』のぼくとこうちゃんのやりとりがグッときました。

    『みつばち』のなかから
    「なにがおこるかわからない。うれしいことやかなしいこと、おもしろいこと、こわいこと、いろんなことがおきる。でも、それが人生。だからこそ人生はおもしろいんだって。つらいめにあったけど、そう考えなさいって、そういうのよ」

  • 「『ダルマ』の道夫と和男、『手紙』の研之介とヤッちゃん、『ひったくり』のぼくとこうちゃん、『みつばち』の春子と真理とミズキ。いつもと同じ毎日がやってくるはずなのに、思いがけない事件が待っていた。へいぼんな一日がすこしちがって見えてくる四編の物語。」

  • 短いけれど、一つ一つ引き込まれ、読後感がいい4つのお話。

  • 高学年向け。丘修三さんらしい。

  • 4つの話がはいった短編集。
    「ダルマ」
    「手紙」
    「ひったくり」
    「ミツバチ」100万円が近所のポストの入れられていた。警察に連絡して、みんなでうわさ話。その一角の一軒には100万円の届け出はない。もしかして、届け出なかった?もとからなかった?だれが100万を入れた?

    小さな事件かもしれないけど、そこに、見えなかったものが見えてくる。

  • なにがおこるかわからない。うれしいことや悲しいこと、おもしろいこと、こわいこと、いろんなことがおきる。
    でも、それが人生。だからこそ人生は面白いんだって。つらいめにあったけど、そう考えなさいって、そういうのよ。」

    児童書だから、言葉が物語の言葉がわかりやすく、真っ直ぐに届いてくる。4篇のおはなし。
    同姓同名の人に手紙を届けるおはなしがいちばんすき。平凡に生きる人が一番りっぱなんだ。

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著者プロフィール

【丘修三・作】  1941年熊本県生まれ。「ぼくのお姉さん」で児文協新人賞、坪田賞受賞。「少年の日々」で小学館文学賞受賞。

「2015年 『おばけのドロロン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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