しりなりべら (子どもとよむ日本の昔ばなし)

制作 : よもぎだ やすひろ 
  • くもん出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774311883

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  • 神様にお百度参りに行っている若者がいたが、あるとき疲れてそのまま眠ってしまった。
    夢で撫でたものが音を出すようになる不思議なヘラを授かる。
    目を覚ますとヘラが目の前にあった。
    若者は通りがかった家の馬の尻をヘラ撫でてみた。
    すると、突然尻から歌のようなものが流れだし止まらなくなる。
    その家の人たちも突然のことに驚くがどうしようもない。
    そこへ若者が何も知らない風を装ってやってきて、自分が呪いを掛けてみましょうと言う。
    人払いをしてヘラで馬の尻を撫でるとぴたりと止まった。
    若者が家に人にお礼としてもてなされるのだった。
    お祭りがあり、長者の娘が来ていた。
    若者がすれ違いざまに娘の尻を撫でると、娘の尻が鳴りだし、娘は泣きながら屋敷に帰った。
    医者でも治せない状況に長者も困り果てていた。
    そこへ若者が現れて自分なら治せるかもしれないと言い出す。
    若者はヘラで娘の尻を撫でると音がぴたりと止んだ。
    喜んだ長者は若者の嫁に娘をやり、若者は幸せに暮らしたのだった。

    しりならべ、と読んでいて最後近くまで意味が分からなかった…。
    展開的にはよくあるが、ヘラで撫でる話は初めて読んだ。

    尻が鳴らす歌の中でヘラは「さいしんべら」を呼ばれていた。
    「さいしん」とはどういう字を充てるのだろう。

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著者プロフィール

1930年中国長春生まれ。小澤昔ばなし研究所所長、昔ばなし大学主宰。ドイツ文学者、筑波大学名誉教授。主な著書に『日本の昔話全5巻』(福音館書店)、『子どもとよむ日本の昔ばなし全30巻』(くもん出版)がある。


「2016年 『うらしまたろう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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