わらしべ三本 (子どもとよむ日本の昔ばなし 20)

  • くもん出版
3.25
  • (0)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774311944

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 岡山の民話。よく知られているわらしべ長者とはちょっと違う。わらしべ三本が、はすの葉、みそ、米俵と変わっていく。素朴な絵が好ましい。

  • 男の子がわらしべを3本持って旅に出た。
    向こうから蓮の葉売りがやって来たので、蓮の葉を束ねるのにわらしべをあげる。
    お礼に蓮の葉を1本もらう。
    今度はみそ売りがやってきた。
    桶には蓋がなくて、雨が降ってきたのでみそが溶けてしまう。
    男の子はみそう売りに蓮の葉をあげた。
    お礼に、みそを分けてもらった。
    今度は病気の娘のいる屋敷に行きつく。
    みそを食べれば元気になるらしい。
    男の子はみそをあげ、娘は元気になる。
    お礼として米俵をもらい、男の子は家へ帰るのだった。

    わらしべにこんなパターンもあったとは。
    わらを千両に変えれば結婚を認められる話がもとなのかな。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1930 年生まれ。口承文芸学者。
筑波大学名誉教授。小澤昔ばなし研究所所長。
日本や世界の昔話の研究を続け、1992 年から全国各地で「昔ばなし大学」を開講、
昔話の魅力を広く伝え、語りの普及に努める。

「2022年 『昔話の扉をひらこう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小澤俊夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×