おばけぼうやのみずじごく うたうためぐり

著者 :
  • くもん出版
3.74
  • (4)
  • (8)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 103
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774316161

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • こわがりのおばけぼうやが送り込まれたみずじごく。
    怖さを隠すために大声で歌っていたら…。

    おばけぼうややみずじごくのおばけたちの歌がごろ合わせ的で調子がよく、読むほうも大声で歌うと子供たち大喜び。

  • おばけだけれど、怖がりなおばけぼうやは、怖い気持ちを紛らわすためにへんてこな歌を歌って道を進んでいた。
    そこへ、エンマくんと手下の赤鬼と青鬼がやってきて、おばけのくせに怖がるなんて許せないと、水地獄で修行してこいと水地獄に落とされてしまう。
    一丁目には河童、二丁目にはべろべろばあや、三丁目にはゆきむすめ、四丁目にはろくろっくんがいて、それぞれへんてこな歌で参らせたり、仲よくなったりする。
    どんどん突破していくおばけぼうやを隠れて見ていたエンマくんたちの顔もだんだん情けない顔になってゆく。
    最後にはろくろっくんのいる熱いお湯がゆきむすめによって冷やされてちょうどいい温度に。
    エンマくんたちも含めてみんなで温泉に浸かるのだった。

    韻を踏んだ語呂のいいへんてこな歌が毎回登場。
    巻末には楽譜もついている。
    へんてこな歌を楽しめるかどうかで、この本を楽しめるかが決まる。

    作者は『ふたごのまほうつかい』や『マリア探偵社』の川北亮司。

  • 川北さんの『はらがへったらじゃんけんぽん』というお話が、パワーがあってよかったので。絵本も読んでみたくなった。

  • 2020/5/15

  • おばけは好きだけど三歳には難しかったかな

  • 韻を踏んでる!!ラップ!?

  • いろいろなおうたがでてくるところがおもしろかった

  • お話とうた(言葉あそび)なので、読むと楽しい。

  • 資料番号:020202651
    請求記号:E/ナカヤ

  • ゆきむすめが、だいすきな雪男からの手紙をなきながら読んで、よわむしおばけが「こう読めばいいんだよ」とおしえていたところが、やさしいんだなと思いました。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1947年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。『はらがへったら じゃんけんぽん』で第4回日本児童文学者協会新人賞受賞。「ふたごの魔法使い」シリーズ(童心社・フォア文庫)、「マリア探偵社」シリーズ(理論社・フォア文庫)、「おほほプリンセス」シリーズ(ポプラ社)、絵本「のんびり森」シリーズ(岩崎書店)など著作は多数。児童文学のほかに漫画原作や演劇脚本の仕事も手がける。絵本近著に『びっくりゆうえんち』(絵:コマヤスカン/教育画劇)。

「2017年 『はやくちことばで おでんもおんせん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川北亮司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
くすのき しげの...
A.トルストイ
長谷川 義史
酒井駒子
ヨシタケシンスケ
マージェリー カ...
なかがわちひろ
長谷川義史
かがくい ひろし
川端 誠
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×