日本昔ばなし とら猫とおしょうさん

著者 : おざわとしお

• くもん出版 (2010年1月8日発売)

作品紹介・あらすじ

ある貧乏寺の和尚さんは、とら猫を「とら」と呼びかいわがっていました。ある日、古寺でたくさんの猫が歌ったり、踊ったりしているところを見つけると、そこには…。

感想・レビュー・書評

[Ctenolepisma villosaさんの感想 · 2022年1月5日]

ネコという生き物は人間にとってどんな存在でありつづけたのだろうか。穀物を荒らすネズミを捕ってくれる隣人として迎え入れられ、それ以外の幸福も家にもたらしてくれる不思議な力の持ち主として描かれている。

[はこちゃんさんの感想 · 2014年4月20日]

黄金コンビだけれど、おざわさんの再話はいつもよりもさらりにあっさりしすぎかな。
かないださんは、やっぱり版画が好き！
お話も面白かったけれど、ねこの言動が今ひとつスッキリしませんね。

[スネイプさんの感想 · 2024年2月3日]

3’00’

[うちゅうのこどもさんの感想 · 2023年6月11日]

図書館本。次女に借りてきた本を長女ももれなく読むシリーズ。一緒に時を共にした恩を忘れずに、猫が恩返しします。

[五代小ぽけっとさんの感想 · 2023年3月6日]

2023.3.2 4-1

[夏海さんの感想 · 2023年2月4日]

奇妙なお話感が良かった模様！子どもたちもよく聞いていました。

[えいじさんの感想 · 2022年12月6日]

猫の恩返しみたいな話でした。和尚さんが寝た夜中に猫が集まって宴会をしているのは面白い発想でした。

[ありママさんの感想 · 2022年10月25日]

猫の恩返しなんだけど、棺桶を浮かばせるという展開に少し困惑。
和尚さんを活躍させて立派なお寺に住まわせるために猫が考えた最善策だったのでしょうが、2.3年後に自分と隣の村のお金持ちが亡くなっていることを知っていたのでしょうか。そこが腑に落ちませんでした。
夜中に和尚さんの目を盗んで猫たちの宴をしているところは面白かったです。

[人生≒本×Snow Manさんの感想 · 2021年4月1日]

花咲かじいさん系。正直者は報われる。

[consensive2さんの感想 · 2020年1月12日]

おざわ としお (著), かないだ えつこ (イラスト)

著者プロフィール

1930年中国長春生まれ。小澤昔ばなし研究所所長、昔ばなし大学主宰。ドイツ文学者、筑波大学名誉教授。主な著書に『日本の昔話全5巻』（福音館書店）、『子どもとよむ日本の昔ばなし全30巻』（くもん出版）がある。


「2016年 『うらしまたろう』 で使われていた紹介文から引用しています。」