土笛

著者 : 竹内もと代

• くもん出版 (2010年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

『古事記』や『日本書紀』に登場する水の神の生まれ変わりで、水の声を聞ける少女ミズハ。参謀たちの策略と多数の兵でせまりくる、天の神の子。不老の妙薬"朱砂"をめぐってくりひろげられる、神話時代の歴史物語。小学校高学年から。

感想・レビュー・書評

[hykwさんの感想 · 2012年1月20日]

ストーリーはあんまりよくないんですけども設定がなかなかおもしろくわかりやすいです。佐竹さんの絵はやっぱり素敵です。

[miyu918さんの感想 · 2011年5月1日]

　水の声を聞ける少女ミズハは、天の神の子を名乗るイワレビコがミズハたちの住む地方に向かっていることを知る。戦いはさけられないのか！？神話の時代を舞台にした物語。

[Light兄弟さんの感想 · 2011年1月11日]

僕の通っている公文の先生から「新作だよ。読んでみて。」と言われ借りて読んでみた。意外に面白くて、とっても味があって読み応えがあった。続きは実際に読んでみて！！

[藤さんの感想 · 2010年12月30日]

古事記と日本書紀をベースにした、神話の歴史ファンタジー。
古代の神々と、国家形成過程の間で揺れ動く人々の熾烈な戦い、ミズハという神の依代に選ばれた少女の運命がうまく絡まりながら物語は進んでいく。
それなりに過酷なラストを迎えるので、日本の神々の非情なまでの偉大さが少し厳しくも感じられた。