神谷美恵子: ハンセン病と歩んだ命の道程

著者 :
  • くもん出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774321394

作品紹介・あらすじ

なぜ私たちではなく、あなたが?ハンセン病の患者に寄りそい、「生きがい」について思索した、神谷美恵子の歩んだ命の道程。

感想・レビュー・書評

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  • ハンセン病をキーワードに本を開きましたが,
    神谷美恵子さん自身の人生に大いに感じいりました。
    このような人がいたことを広く知ってもらいたい。

  • NDC分類 K289

    「ハンセン病の患者に寄り添い、人間の存在意義を考察し、「生きがい」ということばを創出した神谷美恵子のこころの軌跡を描く。」

    目次
    長島愛生園のひとたちと
    長女であるということは…
    苦悩の日々
    医学の道へ
    医師としてスタート
    魂の飢え
    島へ
    同志として

  • 愛する人を亡くし、死病と言われる病からも逃れた彼女。らい患者を目の当たりに見て、「なぜ私ではなかったのか?なぜ自分は生かされたのか?」という思いから選んだ医学の道。両親の反対、時世、家庭、あらゆるものが彼女の意思を阻む。そして再び病を得て、自分の生き方を見直す。
    最後まで諦めない生き方に脱帽。

  • 2017.11.15 図書館

  • 児童書ですが、ハンセン病や神谷美恵子初心者の私にはとても良い本でした。
    ハンセン病そのものを掘り下げるというより、神谷美恵子という人物を追いかけるドキュメント。穏やかでしなやかでありながら強い信念のもと医師として在る姿に強く引き付けられた。
    引き続き、神谷美恵子のつづった作品へ入っていこうと思う。

  • 人は何のために生き、誰の代わりに生かされているのか。ハンセン病患者に天啓を受け、精神医として寄り添いながら、人間の苦悩と愛、そして「存在の重さ」をどこまでも見つめつづけた神谷美恵子。本書は少女期から長島愛生病院時代を経て晩年の執筆活動にいたるまで、苦難と変転にみちた美恵子の人生を等身大で描いた伝記である。気負いのない誠実な文体で綴られた「こころの旅」が、子供から大人まで、読む者の感動を誘ってやまない。

  • 記録という感じがした。伝記らしくもっと寄り添った感じで書いて欲しいと思った。

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