ぼくは海になった: 東日本大震災で消えた小さな命の物語

著者 :
  • くもん出版
4.21
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本棚登録 : 89
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774322360

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  • 3.11あの日津波に流されたお母さんと犬のチョビ。チョビはお母さんが海にいることをたえちゃんに伝えるために泳いで泳いで、走って走っていきます。そしてずっとずっとたえちゃんの足元に寄り添います。でも本当はチョビも死んでしまっていたのです。だからたえちゃんにはチョビが見えないのです。あの日、動物たちも様々な運命の時を迎えていたのです。そんな絵本です。

  • 震災においてペットのおかれた現実に切なくなりました。

  • 命はみな同じ❣️

著者プロフィール

愛知県出身、千葉県在住。
絵本作家、劇作家、演出家、災害で消えた小さな命展代表、災害時ペット捜索・救助チームうーにゃん代表、劇団Sol.星の花代表

2003年、初めて描いた絵本『ひとやすみ』が絵本コンテストにて大賞を受賞。それがきっかけとなって、絵本を描くようになる。2004年より、イタリアで開催される、ボローニャブックフェアに参加。その後、海外を中心に絵本出版やアート活動をしている。2011年に起きた東日本大震災で、多くの動物たちも犠牲になったことを知り、動物も人間も同じ命であることを訴えるチャリティー絵画展「災害で消えた小さな命展(元・震災で消えた小さな命展)」の開催を決意。日本各地・海外で開催。現在も同展のために奔走するかたわら講演を通して、人も動物も安全な室内に一緒に避難することができる『ペット同室避難』の必要性を訴えている。2014年には同展のエピソードをもとにした絵本『ぼくは海になった』(くもん出版)を上梓。
うさHP https://www.usa-peace.com/

「2020年 『災害で消えた小さな命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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