恋の終わりは、いつも同じだけれど…。 (読書がたのしくなる・世界の文学)
- くもん出版 (2014年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774322551
作品紹介・あらすじ
◎本巻のテーマは「恋」。 ●近・現代の海外文学の代表的作家の作品を、「短篇作品」の中から精選。「朝の十分間読書」にも適応。
●作家ごとの編纂ではなく、各巻に「テーマ」を設けたアンソロジーである。さまざまな作家のバラエティに富んだ作品に、読者はふれることができる。アンデルセン、グリムといった童話作家から、ツルゲーネフ、モーパッサン、ディケンズといった、現在も読み継がれている大作家の作品までを収録。
●「ニッポンの文学」同様、テキストは、現代仮名遣い、現代送り仮名を採用。原文を損なわない範囲で、一部の漢字は仮名にあらためる。漢字にはすべて、ふりがなを付す。なにより、読みやすさを追求。
●本文に脚注をほどこし、各作品扉ウラに、簡略な作家解説を付す。巻末には、各巻のテーマと収録作品を見渡す鑑賞文と、発展読書のための作品ガイド等を収録する。これらは読書の負荷にならぬよう、できるだけ短いページで処理。主として作家に関する情報を、「月報」にあたる案内書「+PLUS(プラス)」に記す。
●テーマの設定、作品セレクト、および、鑑賞文等の執筆は、読書指導のベテランである現役教師・司書らの「編集委員」に担当していただく。現在の中学生の「読書力」と「興味」を十分見据えた内容である。
感想・レビュー・書評
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・近・現代の海外文学の代表的作家の作品を、「短篇作品」の中から精選。テキストは、現代仮名遣い、現代送り仮名を採用。原文を損なわない範囲で、一部の漢字は仮名にあらためる。漢字にはすべて、ふりがなを付す。読みやすさを追求。
・本文に脚注をほどこし、各作品扉ウラに、簡略な作家解説を付す。巻末には、各巻のテーマと収録作品を見渡す鑑賞文と、発展読書のための作品ガイド等を収録する。これらは読書の負荷にならぬよう、できるだけ短いページで処理。主として作家に関する情報を、「月報」にあたる案内書「+PLUS(プラス)」に記す。
「作者が思い描いた世界が手にとるようにイメージできることもあれば、ひとつの言葉や文章に心をうばわれたり、あるいはつまずいたりして、なかなかすいすいとは読み進められないこともある。けれど、それこそが、文学の楽しさなのだ。自分の好きな時に、自分のペースで、気楽に読んでほしい。孤独との闘いの中で、キミはきっと、無限の想像力を手に入れるだろう。」
(背表紙の言葉。好き)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016.04.28 朝活読書サロン
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オー・ヘンリーとかン年ぶりに読んだな・・・。「自動車待たせ」ですが、ヘンリーらしいっちゃらしいオチなんかな。お前がそっちかーい!みたいの。んで微妙に報われてねえ。ライナー・マリア・リルケの「駆落」もひたすら、男テメエ!!逃げてんじゃねえ!!っていう・・・なんかヒデエ失恋ばっかの本だなコレ・・・。
ギ・ド・モーパッサンの「墓」は、独白シーンがやっぱすきですねえ~~。恋に落ちる描写がテキメンに好き。仏文学ってこういう・・・ちょいと小気味いい感じが・・・私はすきですね・・・。上手く言えないのですが・・・うううん仏文学もっと読みたいな・・・。
アントン・チェーホフは!『桜の園』以来だよ、読むの!!やっぱ私チェーホフと相性悪いわ!!!!笑
チェーホフの「天才」ですが、やっぱりこう・・・家庭内紛争みたいのは『桜の園』同様で・・・私は上手く入り込めませんねえ・・・かわいそうだったけど・・・。芸術家への恋ってか崇拝な・・・。
でもイワン・ツルゲーネフの「あいびき」も読んで(うーん・・・・・・うーん・・・・・・・)だったからもしかして露文学苦手か自分・・・。ううう・・・克服したいんだけどなあ・・・・・・もっと読んでみよう・・・・・・・。