ほんとうに、怖がらなくてもいいの? (読書がたのしくなる・世界の文学)

制作 : 水越規容子 
  • くもん出版
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本棚登録 : 38
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774322582

作品紹介・あらすじ

◎本巻のテーマは「恐怖」。                                                     ●近・現代の海外文学の代表的作家の作品を、「短篇作品」の中から精選。「朝の十分間読書」にも適応。
●作家ごとの編纂ではなく、各巻に「テーマ」を設けたアンソロジーである。さまざまな作家のバラエティに富んだ作品に、読者はふれることができる。アンデルセン、グリムといった童話作家から、ツルゲーネフ、モーパッサン、ディケンズといった、現在も読み継がれている大作家の作品までを収録。
●「ニッポンの文学」同様、テキストは、現代仮名遣い、現代送り仮名を採用。原文を損なわない範囲で、一部の漢字は仮名にあらためる。漢字にはすべて、ふりがなを付す。なにより、読みやすさを追求。
●本文に脚注をほどこし、各作品扉ウラに、簡略な作家解説を付す。巻末には、各巻のテーマと収録作品を見渡す鑑賞文と、発展読書のための作品ガイド等を収録する。これらは読書の負荷にならぬよう、できるだけ短いページで処理。主として作家に関する情報を、「月報」にあたる案内書「+PLUS(プラス)」に記す。
●テーマの設定、作品セレクト、および、鑑賞文等の執筆は、読書指導のベテランである現役教師・司書らの「編集委員」に担当していただく。現在の中学生の「読書力」と「興味」を十分見据えた内容である。

感想・レビュー・書評

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  • ◎本巻のテーマは「恐怖」。                                                     ・近・現代の海外文学の代表的作家の作品を、「短篇作品」の中から精選。テキストは、現代仮名遣い、現代送り仮名を採用。原文を損なわない範囲で、一部の漢字は仮名にあらためる。漢字にはすべて、ふりがなを付す。読みやすさを追求。
    ・本文に脚注をほどこし、各作品扉ウラに、簡略な作家解説を付す。巻末には、各巻のテーマと収録作品を見渡す鑑賞文と、発展読書のための作品ガイド等を収録する。これらは読書の負荷にならぬよう、できるだけ短いページで処理。主として作家に関する情報を、「月報」にあたる案内書「+PLUS(プラス)」に記す。
    「作者が思い描いた世界が手にとるようにイメージできることもあれば、ひとつの言葉や文章に心をうばわれたり、あるいはつまずいたりして、なかなかすいすいとは読み進められないこともある。けれど、それこそが、文学の楽しさなのだ。自分の好きな時に、自分のペースで、気楽に読んでほしい。孤独との闘いの中で、キミはきっと、無限の想像力を手に入れるだろう。」
    (背表紙の言葉。好き)

    ●青髭
    シャルル・ペロー
    豊島与志雄 訳
    ●黒猫
    エドガー・アラン・ポー
    佐々木直次郎 訳
    ●幽霊
    ギ・ド・モーパッサン
    岡本綺堂 訳
    ●ねむい
    アントン・チェーホフ
    神西清 訳
    ●遺産
    H.G.ウェルズ
    吉田甲子太郎 訳
    ●信号手
    チャールズ・ディケンズ
    岡本綺堂 訳

  •  ディケンズの『信号手』が収録されていたので、それだけ読みましたけども。
     どうにもこうにもオチが分からなかった…。
     オチていうか……状況が理解できなくて、全然怖くなかった、という。

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著者プロフィール

公立中学校図書指導員。親子読書地域文庫全国連絡会会員。日本子どもの本研究会会員。

「2016年 『ちょっとそこまで、冒険に。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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