我が家はこうして読解力をつけました

著者 :
  • くもん出版
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774331607

作品紹介・あらすじ

豊かな教育実践で注目される佐藤ママが、これからの子どもたちに一番大切な力だと言う「読解力」。「読解力」を育む育児、幼児教育とは……という視点で、子どもたちへの働きかけ、学習を振り返り、その実践方法を、次のお母さん、お父さんへのエールとしてしるした教育書。
我が家の教育の土台は「公文式」と言い切る著者の公文式活用術も満載しています。

目次より抜粋

第1章 読解力はいきなり身につかない
読解力は、2Dの文章を頭のなかで3Dに立ち上げて、イメージできる能力/読解力はなぜ必要か

第2章 読解力を育てるには、6歳までの幼児教育が大切
幼児のうちに、楽しみながら読解力の基礎をつくる/幼児教育は無駄を恐れない/早く言葉を覚えたほうが、親子ともにラク/「子どもにとっていい」と思うことはまず1歩踏み出してみる など

第3章 読解力 我が家の実践 絵本と童謡
最初の絵本選びはオススメされているものから//3歳までに1万冊を達成するコツ/お父さんにも手伝ってもらう/絵本で読解力の基礎を育て、精神年齢を高める/どんな歌を歌ってあげたいか/オリジナルのうたカードを作成/童謡で語彙力が増え、教養が身につく など

第4章 読解力 我が家の実践 公文式学習そのほか
公文式と読解力/教材を楽しくやるために、あの手この手の工夫を凝らした/公文の国語の学習/公文の算数の学習/俳句、ひらがな、足し算のカードは、カレンダーに記録/無理に覚えさせない/九九は歌いながら楽しく覚える/習いごとは、勉強系、芸術系、スポーツからひとつずつ/ 遊びの邪魔をしないことが、後の集中力につながる   など

第5章 読解力 我が家の実践 小学校
 「学校の授業は簡単」とは言わせない/実物を見せると、読解力がつく/子どもの点数に一喜一憂せず、同じ態度で接する/記述問題に強くなるための方法/新聞の上手な活用法/子どもの性格に合わせて、勉強のサポートをする  など

第6章 今後ますます読解力は必要になる
AI(人工知能)に負けないような豊かな人間性が必要/今後ますます読解力が大事になる

感想・レビュー・書評

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  • 著者略歴の「東大に子を送り込んだ」というキャッチが好きでなく敬遠していたが、良書だと思った。

    ・読解力のベースは、単語やイメージを知っているかどうか→テキストを読んだときに、イメージが3Dで立ち上がってくるかどうかが大切 というのはまさしくその通り。

    →公文式の国語プリントについても、絵本の推薦リストがあるが、この推薦図書を読んでおくことで、国語プリントを「知識」で解けるようになってくる=より子どもにとっての「ちょうどいい学習」を用意できる 

  • 遂に……!!くもん出版から佐藤ママの本が…!!!
    とんでもない本が出た!公文愛100%!!!


    上記が率直な感想です笑


    子供が通ってる公文式のお教室に置いてあったのが目に入り、ビックリしすぎて二度見しました。
    学習の時間内に読み終わらず、先生にお願いしてお借りすることに。


    私自身、佐藤ママの著書は何冊か読んだり、セミナー参加等をしたことはありますが、熱狂的信者と言うわけではありません。
    遥か上すぎて憧れというより、なんかもうなんていうんでしょうね……笑

    お菓子作りを趣味として楽しむ素人と、世界的に有名なパティシエくらいの差と言いますか…(?)

    凄すぎて、とてもじゃないけど真似なんか出来たものではなくて、でも何かヒントになるものを自分にも取り入れられたらよいなあという感じです。


    しかし、今の私の子育てが佐藤ママの影響を受けているのは間違いありません。

    公文のスローガンを知ったのも佐藤ママの本からでしたし(実際3歳までに1万冊以上読み聞かせをしました)テレビ無し育児をしてみようと思ったのも佐藤ママの本がきっかけでした。


    佐藤家のお子様達が皆公文式に通っていたことは知っていましたが、中学に入ってからも続けていたことや、推薦図書大人買いのエピソードは知っていましたが、カードも全種類買っていたことは知りませんでした笑

    私が今までの彼女の本を手に取ったのは、中学受験の情報収集の為でした。
    本作は、完全に公文式に関する内容に特化していてると思っていたのですが、灘と開成の過去問が掲載されていたり、公文式の教材はもちろん、教具も中学受験に結びついたということを知ることが出来て非常に良かったです。なにより、読んでいてとても楽しかった。本を読むってとっても楽しいです!!

    この本には佐藤ママの公文式にまつわるエピソード、メソッド、愛……たくさん詰まっています!!!!

    とりあえず私は急いでこの本を買いました。
    そして、持ってない教具も買いました。笑

    これからも子供が公文式教室に通っている間、何度もこの本を読み返すと思います。

    素敵な本でした。

  • とにかく公文のアイテム盛りだくさんなのだけれど、
    私が好きだなと思ったのは片付けのくだり。

    佐藤ママは「片付けなさい」というようなことは一切言わなかったそうです。
    というのも、その言葉でゲンナリしてしまい
    おもちゃは出来るだけ出さないようにしようと思ってしまうから…と。
    それこそが集中力が育つ機会を奪っているという言葉に新たな気付きを得ました。

    ”おもちゃで遊んでいる子どもの集中力を自分で途切れさせておいて、
    勉強では集中しなさいというのは虫のいい話なのです。”
    盛大に遊んでいるなーヨシヨシと思えるようになりたい。

  • AI時代に求められる力の育みかた
    https://www.kumonshuppan.com/general/general-syousai/?code=34227

  • 全体的には公文の宣伝のような本
    •3歳までに1万冊読み聞かせるには、6ヶ月から1日15冊を目処
    •危険なこと以外は、基本的にすべてやらせてあげる(cf. 絆創膏で線路をつくる)
    •集中力を養うため、遊びは止めない(ご飯等でも)、片付けは無理にさせない
    •だんだんハマっていき、長男は2歳で100ピースのジグソーパズル
    •習い事は勉強1、運動1、芸術1がおすすめ。佐藤家では1歳で公文、3歳でバイオリン、4歳で水泳を皆始めた

  • 読解力ってどうやったらつけられるのか気になって読んでみた。公文ってすごいのね。私もやってみたかった。大人も参加出来るならしてみたい。

  • 公文から出版されているので当たり前ですが、公文がいかに良いかというお話がてんこ盛りでした。すごく簡単に一言でまとめると、公文に入れる年齢は早ければは早いほど良いって感じかな?私の読解力が低いので、著者の意図とは違うかもですが、そう捉えちゃいました。
    ただ、著者の教育に対する情熱と継続力はすごいなと感じました。私は途中で忘れたり、めんどくさがって続けることができていないので…。絵本の読みきかせ、童謡を200覚えるのはできそうなのでやってみようと思います。あとは、子どもと遊び感覚で一緒に学びを取り入れていきたいかな。
    以下メモ
    実物を見せる、体験させる、文字は最初から丁寧に書かせる、数学に親しむ、カードを使う

  • 親が楽しむことがいちばん大事❢❢

  • 参考になる記載もたくさんあり、ぜひ実践してみたいと思いましたが、一方でわざわざ読むほどではないなと思える記述もあり、そういった箇所は適宜読み飛ばしていました。内容は概ね見出しで判断できるので、ある程度は読み飛ばす前提で読み進めると良いかと思います。

  • くもん出版から出ているだけあって、公文式の活用・取り組み方の記載が多い。自宅でプリント学習する場合、参考になりそう。公文以外の取り組みも紹介されている。俳句カードは面白そう。著者の子どもへの愛情が感じられる。

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著者プロフィール

作曲科・ピアニスト。国立音楽大学作曲学科卒、同大学院作曲専攻音楽理論コース修了。

「2018年 『女声合唱とピアノによる日本の歌 郷愁に寄せて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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