街娼 パンパン&オンリー (シリーズ紙礫)

制作 : マイク・モラスキー 
  • 皓星社
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本棚登録 : 24
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774406060

作品紹介・あらすじ

戦後70年 「敗戦と性」をめぐる小説集!

闇市が戦後という新時代を象徴する風景だとしたら、パンパンは戦後最初の〈新人類〉であっただろう。
(マイク・モラスキー「はじめに」より)

原色のドレスにハイヒール、真っ赤な口紅に煙草。街に出た娼婦たちは米兵たちの袖を引いた――。
戦後社会の裏面史に焦点を当てながら、〈売春〉という複雑な問題を根源に考え直すアンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • 「闇市」に続くシリーズ紙礫。作家の名前はともかく作品は知らないものばかりだ。中でも異色なのは、大江氏の初期の作品が収録されているところだろうか。その作品は必ずしも街娼がテーマではないけど。
    本書に収録されている作品に共通しているのは、貧しさだろうか。それは、プアという意味ではなく、ミズリーに近い。「闇市」で描かれている世界と共通しているものがあると思う。

  • 戦後のパンパンやオンリーの話。
    あまり読まないテーマの話ばかりで興味深かった。
    人間の羊は人の偽善ですらない悪意に吐き気がした。


    恐らく底本をOCRか何かで読み込んだりしたのだろう、特有の誤字がそのままになっていて少しイラッとした。

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著者プロフィール

1956年生まれ。シカゴ大学大学院東アジア言語文明学研究科博士課程修了(Ph.D.)。現在、早稲田大学教授。専攻は日本の戦後文化史、日本近現代文学。
著書に、『戦後日本のジャズ文化』(青土社、サントリー学芸賞受賞)、『ジャズ喫茶論』(筑摩書房)、『日本の居酒屋文化――赤提灯の魅力を探る』(光文社新書)などがある。

「2016年 『日本文化に何をみる?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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