人魚 (シリーズ紙礫)

制作 : 長井那智子 
  • 皓星社
4.17
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 46
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774406091

作品紹介・あらすじ

海の半人半獣「人魚」をめぐる海色の物語

人類が海の小動物だった頃からの、無意識の水の記憶。
そこからくる根源的な畏れと憧れが「海の半人半獣」を生み出した……
(長井那智子「解説」より)

恋愛小説、童話、古典題材、探偵小説、海外の作品…
人間の男を惑わす妖艶な人魚はもちろん、
人間世界を夢見る人魚姫や、呑んだくれの「男人魚」も登場!
古今東西の個性ある「人魚物語」のアンソロジー!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人魚はみどり色と表現されるんだ
    はじめて知った
    古語文書は苦手(汗) でも面白かった
    解説を読んで理解が深まった

    小川未明の「赤いろうそく」は絵本でしか読んだことがなかったので、こんなお話しだったんだと思った。読めてよかった。
    阿部公房の「人魚伝」はホラー、でも面白い

    人魚を主題にした八編
    恋愛小説、童話、探偵小説、古典題材、前衛小説、海外の作品など

    北の海 中原中也
    (北)赤いろうそくと人魚 小川未明
    (南)漁師とかれの魂 オスカー・ワイルド 訳 長井那智子
    (南)人魚物語 アンデルセン 意訳 高須梅渓 ※前半のみ
    初訳
    (南)人魚の嘆き 谷崎潤一郎
    (南)怪船「人魚号」 高橋鐵
    憑依妄想の外科医の物語、探偵小説
    (北)カッパのクー アイルランド民話 訳 片山廣子
    男人魚
    (北)人魚の海 新釈諸国噺 太宰治
    人魚伝 阿部公房

    (南) 南の海 (北) 北の海

  • 各ジャンルの人魚話が集められていて楽しかった。
    やはりオスカーワイルドと小川未明が好きなんだなと再認識。
    谷崎潤一郎の「人魚の嘆き」は谷崎潤一郎全開で読んでいて酔う。
    このやってジャンルを違えて載せてくれると各作家の色がよく見えて良いなと思った。

    908

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ。青山学院大学卒。翻訳家・エッセイスト。訳書に『わし姫物語』(集英社)『女吸血鬼カーミラ』(亜紀書房)他多数。著書に『チップス先生の贈り物・英文学ゆかりの地を訪ねて』(春風社)、編著に『人魚』(シリーズ紙礫3)(皓星社)など。

「2018年 『クロード・モネ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
朝井 リョウ
サン=テグジュペ...
ジェイムズ・P・...
森見 登美彦
エラ・フランシス...
アゴタ クリスト...
今村 夏子
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする
×