長澤延子全詩集

  • 皓星社
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  • Amazon.co.jp ・本 (850ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774407364

作品紹介・あらすじ

私の詩集は錯乱と敗北と戦傷の歴史だ。ざわめくその墓標だ。(「手記A」)



私は一本のわかい葦だ

傷つくかわりに闘いを知ったのだ(「墓標」)



戦後まもなく17歳の命を断った詩人・長澤延子が遺した全詩稿と、自殺失敗から絶命にいたる65日間の手記のすべてを収録。

学生が蹶起、あの叛乱の時代に、延子の詩とノートがバリケードの中で甦った。『友よ 私が死んだからとて』は、10万部を突破!あれから半世紀、この痛苦と忍耐と圧制の時代に、延子の詩は再び甦るか……。





※本書は、テキスタイルデザイナー・新井淳一氏の布(青・紫の2種類)を使用した布クロス装です。布色をご指定されたい方は書店様でご注文時にご希望をお伝えいただくか、弊社ウェブショップでお選びの上ご購入ください。

著者プロフィール

1932年、長澤延子は絹織物と養蚕の町、群馬県桐生に生まれる。4歳で母と死別、読書と思索の日々の中で死への欲求は少しずつ育つ。1949年高等女学校卒業後、詩と手記を清書した5冊のノートを親友・高橋瑛子に托す。同年6月1日、服毒。17歳だった。『長澤延子遺稿集 海』(1965年、私家版)、『友よ、私が死んだからとて』(1968年、天声出版)など、これまでに多くのアンソロジーが組まれ、その度に大きな反響を読んできた。

「2021年 『長澤延子全詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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