新しい葬送の技術 エンバーミング ―遺体衛生保全 悲しみを越え、心に残る思い出を
- 現代書林 (2005年4月19日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774506562
感想・レビュー・書評
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日本語で読める唯一のエンバーミング本。
エンバーミングとは何か。実際どういうものか。
といった疑問には十分応えてくれる。よくできた本だ。
あえて難を言えば、もう少しエンバーミング技術について
視覚的に説明して欲しかった。写真が無理なら、イラストででも。
現在エンバーミングは国内で1万数千件行われているという。
施術態勢が整えばもっと増える余地はあるだろうが、
メジャーな葬送の一手法として定着するには、本書の言うように
日本人エンバーマーによる日本的エンバーミングの確立が急務だ。
日本的エンバーミングとはどういったものか。
それは、速やかな火葬を前提として、遺体を美しく、よりソフトに
仕立て上げることに重点を置いたものであるべきだろう。
そして「速い、安い」も大事なことだ。
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葬儀屋さんの目から見た「エンバーミング」の話です。遺体はあくまで「ご遺体」です。
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