「ブッダを読む人」は、なぜ繁盛してしまうのか。―オーラが良くなる読書術

著者 :
制作 : 「元気が出る本」出版部 
  • 現代書林
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774510958

感想・レビュー・書評

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  • ブッダの世界についてだが、読んでいくとどうも書籍の評価の様相でした。それはそれで私にとっては良かった。やはり、少しでも良書を読みたい気持ちはある。本やに行き、本を手にするがそれが良書なのかどうかはわからない。読み進めるうちにこの本は良かったと思える本と途中で投げ出す本が出てきてしまう。

  • 一拍前に、心で感じて動いてみる。

  • 感想
    読書とは自己中心的な活動。自分の成長や楽しみのために読む。それでも読書をする人は周りを少しだけ明るくできる。本は波紋のように伝わっていく。

  • 読書の面白さ、大切さがわかる本。成功ではなく、成幸というのがいい。周りの人を喜ばせるという感覚がとてもしっくりくる。オススメされている本はどれも読んでみたい。

  • 読みやすく、ぎくっと来るカショが数カ所ありました。
    今年の目標にしたいと思いました。

  •  清水店長の本は、(買って)読んでない本が溜まっている時に読んじゃいけませんね。本の中で沢山の本を紹介してくれるので、さらに需要が供給に追い付かなくなってしまいます(笑)

     本書は「ブッダ」に惹かれて買いました。講演会で買ったので、清水店長のサイン入りです!それは良いとして、「仏陀」がコミカルな「ブッダくん」として登場します。これも仏教系譜の一つの末端ですね(笑)

     特に「中道」に関して重きを置いている感じがしました。葬式仏教徒が、真の仏教徒に変わるキッカケになるかもしれません...いや、ならないでしょうけど...。でも仏教の教えの幾つかでも実践すれば、立派な仏教徒ですからね。

     この本は、商人(あきんど)のみならず、全ての人に必要な要素が含まれています。簡単で分かりやすいです。何しろ「ブッダくん」ですから...。

     ありがとうございます。


     以下、本書で共感した箇所です。

    ☆page.57

     ブッダの教えに「中道に立つ」というものがあります。中庸の心を持つことは、ブッダの教えを実践する上で、最も本質的といっても過言ではありません。

    ☆page.58

     商いでは、売り手が常にお客さんのニーズから「ちょっとだけ」はみ出して、一歩先の立場から商品を提供していかないと、お客さんを喜ばせ続けることはできないのです。

    ☆page.63

     今の世の中「先生が悪い」「社会が悪い」「親が悪い」と悪いことを見つけて歩くのが正義のようになってしまっています。でも、繁盛商人を目指す私たちは、批判することに焦点を当てるのではなく、「良い」と「悪い」の間の「第三の答え」を探すことに、目を向けましょう。

    ☆page.76

     たとえば世間が騒いでいるとき、一緒になって批判しないことです。

    ☆page.82

     物事の良し悪しを不必要に考えたり聞いたりしないで、ただ目の前に起きることに明るさをもたらす。

    ☆page.95

     「自分を磨いている人」は結構少数派です。大半の人は何も言わない傍観者か、愚痴ばっかり言う人か、にわか評論家なんですね。

    ☆page.115

     自分中心の損得勘定から、早く自由になってしまいましょう。そんなあなたのもとには、自然と人が集まってくるようになります。

    ☆page.156

     人って言葉ひとつで元気にもなり、傷ついたりもする。だから「あなたの意見は違う!」なんて言わずに、人を喜ばすことだけを言えばいいんです。

    ☆page.161

     老子は、「無心」と題して、こんな言葉を言っています。「そうなんだ、無用の心配と余計な欲をすてりゃあ、けっこう道はつくもんだ。行き詰ってもー。」

    ☆page.162

     今日良いことがあった!ワーイって言ってたって、すべては表裏一体、良い悪いじゃなくて、表と裏なんです。ピンチの裏には必ずチャンスがあるんです。そのことをわかっていれば、悪い事が起こったって何ともない。

    ☆page.164

     仕事をするときは心血注いで、ガンガンに飛ばす。遊ぶときは徹底して遊ぶ。これが、生きてるってことなんじゃないかと思うんです。

  • 本を通じて、人生が輝いていく手助けをしたいという作者の想いが強く伝わって来ます。
    売りて良し、買いて良し、世間良し。
    「三方良し」の精神が作者の「成幸論」になっている。

  • 著者清水店長の勧める本には実におもしろい本が多い。
    今暗くなってるなーと気づくとき三つの出会いが大切と【ちょっとアホ理論】の
    出路雅明さんの本を紹介してあった。
    三つの出会いとは【出来事との出会い】【人との出会い】【本との出会い】
    この出会いをどういう気持ちで行うかが大切と書かれていた。
    知った知識をどう活かし、自身の行動を変化させることで考え方、価値観が
    変わるように思えた。

  • スピリチュアルと金儲けを合体させました。
    ああ、なんて下品な表現なんだろう、ごめんなさい。

    いいひとは繁盛するってなことでしょうか。
    哀しいかな、いいひとは利用されることもありますよね・・・。
    人生ってそうそう思い通りにはいかないもの。
    いかないなら、気持ち良く生きたほうがいい。
    儲けるかも儲けないかは、たんにオマケのようなもんでしょうか。
    そう雑然な想いを振り切れるひとになりたいと思いました。

  • 著者は書店「読書のすすめ」店長である清水克衛氏。

    とにかく良い本。

    人生について色々考え、悩むことが多い方、
    是非とも読んでください。

    なんかヒントがもらえると思います。

    本書の中で著者が推薦する本も全部読んでみたい。
    そう感じる内容です。

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著者プロフィール

書店「読書のすすめ」店長

NPO法人読書普及協会理事長



1961年、東京生まれ。

大学在学中、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読み、突如として商人を志す。大学卒業後、大手コンビニエンスストアの店長を10年間つとめた後、「本をすすめる本屋をやろう」と一大決心し、周りの猛反対を押し切り1994年に会社設立、95年には書店「読書のすすめ」を東京都江戸川区・篠崎にて開業する。

立地の悪さをがんばるバネにし、汗と知恵を出し切って商いを続けた結果、全国からお客さまが押し寄せる大繁盛書店となる。

「読書のすすめ」の売れ筋情報や、本のソムリエとして出演したテレビ番組などからベストセラー本が生まれる現象が続出し、注目を浴びている。



「2008年 『出会いの成幸法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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