No.2理論: 最も大切な成功法則 (能力開発の魔術師・西田文郎)

著者 :
制作 : 「元気が出る本」出版部 
  • 現代書林
3.64
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本棚登録 : 311
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774513805

作品紹介・あらすじ

No.1を目指すなら、No.2理論を知れ。多くのトップが挫折する真の理由がここにある。

感想・レビュー・書評

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  • No.1理論で有名な西田さんの本なので、No.2理論というのは相反するのでは?と思ったが、No.1を否定する訳ではなく会社の繁栄のためには縁の下の力持ちのNo.2こそが重要。
    優秀なナンバー2になろうと努力することは、仕事のプロとして成長することでもある、という話。
    本を呼んでいるけれども講演のような話口調で読みやすい。会社を動かし、成長させ、発展させるのは一人ひとりの社員の思い→素敵だな、と感じた。




  • No.2を目指してみようかな。
    と、最終章の最終項で急に目覚めた。

    読んだきっかけ
    忘れたけど、何かのオススメだった気がする。

    本のテーマ
    優秀なNo.2が組織を成長させ、未来をつくる。
    No.1とNo.2.では役割も求められる能力も全く違う。

    ハイライト
    “夢をかなえる第一歩は、自分が今いるところで頑張る以外にないからです。
    仕事であれば、「職場のナンバー2を目指す」が正しい頑張り方なのです。
    (ナンバー2として)誰かのために自分を捨てたり、自分を犠牲にするような訓練をしてこなかった。だからここぞという最後の最後に、自分の欲望や好き嫌いが出て判断を狂わせてしまう。失敗した企業家たちを見ていると、そんなパターンが非常に多いのです。  そういう挫折運を避けたいなら、二つの方法しかありません。・優秀なナンバー2になり、自己犠牲能力を高める・超優秀なナンバー2をつかまえる”

    僕がナンバー2を目指してみようと思ったのはこの部分。
    1〜5章までは、ナンバー2の必要性、ナンバー2の役割と心得、ナンバー2の適正などについて書かれている。
    正直、読みながら「自分はナンバー2タイプではない」と感じていた。
    しかし6章に入り、上の文章を読んだ時、「そうか!超優秀なナンバー2に出会うのを待つより、まずは自分が優秀なナンバー2になることを目指し、地力をつけたほうがいい」と、不意に平手打ちを喰らったような衝撃を受けた。

    ナンバー2にとって重要な素養として「自己犠牲力」という言葉が何度も登場する。
    意味はよくわかる。ただ、“犠牲”という言葉について引っかかりを覚えた。
    犠牲は、自分をおし殺して誰かのために尽くすという意味から、「自分を粗末に扱う」「自分なんてどうでもいい」という印象を感覚的に持ったからだ。
    この世に生まれてきた人間で、どうでもいい人間なんていないはずだ。自分を粗末に扱う生き方が、しあわせなわけがないと僕は考える。
    本書では、ホンダの創業者本田宗一郎にとってのナンバー2藤沢武夫が何度も登場する。
    彼はきっと自分を粗末に扱ったり、不要な人間だとは思っていなかったはずだ。むしろ自分を大切に思うからこそ、「ナンバー2としての生き方」を自ら選んだのではないか。
    自分で自分を大切にできる人間だからこそ、自己犠牲を厭わず、他者に尽くすことができるのだ。ナンバー2にはそれだけ自立した人間性も求められるということだろう。

    この本をどう生かすか
    自分がナンバー2を目指すという視点で、もう一度本書を振り返った。
    第5章に出てくる「ナンバー2実績考課表」は、優秀なナンバー2であるための姿勢がしっかり網羅されており、大変役立つツールだ。
    ここだけでも時折見返して、自分のナンバー2としてのあり方を見直したい。

    誰に薦めたいか
    組織で活動するすべての人に薦めたい。
    今の組織ではナンバー1の人も、もっと大きな単位でみたらナンバー2だし、新入社員であっても、ナンバー2的な働き方を身につけることで、成長できるからだ。

  • NO.2の人物が会社を伸ばす、トップ一人ではできることに限界がある、上と下をつなぐ役割を担いトップ方針の遂行に徹する、を説く。NO.2に徹することができる人、その心得など。
    ただ、途中からは繰り返しみたいな感じ。
    自分の身の周りに思いを馳せながら読んだ。

  • 課題で読まなくてはならなかったので読んでみましたが、う~~~~んってかんじでした( 笑 )他の方のコメントにも書いてあるように、途中の例え話のときに「日本人なら誰でもご存知だと思いますが」と歴史上の人物の話をしてきます。あと、同じ話と文が何回かでてくるので、読んでいて飽きます。

  • よき。
    本がめちゃくちゃ良いというよりは、ナンバー2という生き方を貫いてきた自分にとっての自信になる本だった。
    全員が当てはまるわけじゃないだろうけど、個人的には0→1よりも1→10を得意とするタイプなのでやっぱり0→1を得意とするナンバー1は尊敬する

  • 「トップが指示する方向へ進むようにメンバーをまとめ、組織していく」
    というナンバー2の役割を果たすには、
    どうしても使わなければならない能力が一つあります。
    それがコミュニケーション能力なのです。

    藤沢武夫
    経営に終わりはない

    「いちばん仕事のしやすい方法を私が講じましょう。あなたは社長なんですから、あなたのいうことは守ります。」

    人は理論や理屈に従うのではなく、人物に従います。

    ミドルマネジメント
    ①リーダーシップ
    ②コミュニケーション能力・誘導能力
    ③プレゼンテーション能力
    ④調整能力
    ⑤交渉力


    「番頭としての立場に徹し、常に会社なり社長を第一において、自分というものを律しつつ、社業の発展に誠心誠意を尽す」


    トップの考え方を徹底的に理解せよ。

    ナンバー2の美学
    ナンバー1を補佐し、
    ナンバー1を成功させることで自分も成功できる。
    人を大きく生かすための努力が、
    自分を生かすことにもなる。


    量的な拡大に、質的な“成長”がともなわなければ、破綻を生じる。


    部下に惚れらるには
    部下のことを心配し、いつも気にかける
    部下以上に情熱的に仕事に取り組む

    戦略が会社を動かすのではありません。
    戦略や戦術は「どう動くべきか」を教えるだけです。
    会社を動かし、成長させ、発展させるのは、
    一人ひとりの社員の思いです。

    部下にとって上司の一番の魅力
    思いを語ってくれる
    (理念の共有による連帯)
    信頼してくれる
    (権限の委譲による責任感と使命感の喚起)
    情熱的に働いている
    (感動と共感)
    自分のことを気にかけてくれる
    (承認欲求と自己重要感の充足)


    組織力を強化すること
    目標にむけてみんなの気持ちを一つにし、
    またシステムや仕組みを工夫し、
    効率や生産性を絶えず高める努力をし続けることで、
    トップマネジメントを支える。


    うちにはうちの良さもあり、
    それを活かしながら戦略をたてる。


  • 言わんとすることは分かるが、途中から例示が信長とか秀吉とかの戦国時代ばっかりになりちょっと微妙。

  • 行きつけ美容室の店長さんがおすすめしてくれた本を読み終わりました

  • 組織ナンバー2がどれだけ大事かの本。

    セミナーの内容を詰め込んだ様な内容なのでひたすら濃く、自分の中で内容が全然整理できてない。

    また読み返そう。

  • フォローワーシップに関する本

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著者プロフィール

株式会社サンリ会長、西田塾塾長、西田会会長。日本のメンタルトレーニング研究・指導の第一人者。1949年生まれ。30年以上前から、科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチする画期的なノウハウ「スーパーブレイントレーニングシステム(S.B.T.)」を構築。「ツキのカリスマ」として日本の経営者、ビジネスマンの能力開発指導に携わり、数多くの成功者を生み出している。なかでも経営者だけに開催している『西田塾』には全国から入塾希望者が殺到。毎回キャンセル待ちが出るほどの人気で、門下生は数千人に上っている。また、ビジネス界だけでなく、プロ野球、サッカー、陸上競技、体操などスポーツの分野でも科学的なメンタルトレーニング指導を行い、多くのトップアスリートを成功に導いている。北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボール日本代表チームを指導し、「能力開発の魔術師」として注目された。おもな著作に『No.1理論』『面白いほど成功する ツキの大原則』『かもの法則』『天運の法則』(現代書林)、『強運の法則』(日本経営合理化協会出版局)、『ここ一番に強くなる! 1分間成功思考』(PHP文庫)などがある。

「2023年 『他喜力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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