十二支のはじまり (日本の民話えほん)

著者 :
  • 教育画劇
3.83
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本棚登録 : 868
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774604091

作品紹介・あらすじ

むかし、あるとしのくれ、かみさまはどうぶつたちにおふれをだしたんだと。"しょうがつのあさ、ごてんにくるように。きたものから、12ばんまで、じゅんばんに1ねんずつ、そのとしのたいしょうにする"。

感想・レビュー・書評

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  • あなたは何年?干支は何?と聞くのは、ある程度以上の年齢の方らしい。
    「干支(えと)」とは何なのか、そもそも親世代が知らないので説明も出来ないのではないか。
    それでも毎年暮れになると【来年は〇年!】と謳われる。
    年賀状に「馬」のスタンプを押したり、あるいはちょこっと描いてみたりという方もいらしたのでは?(正確には、馬じゃなくて午、なんだけどね)
    ということで、年の初めにこんな絵本をお薦めしてみよう。
    未就学の子向けなので、あくまでも見やすく可愛く描いてあるが、「干支」を知る上での入門編としてすぐれもの。
    約5分。小学校の低学年くらいまではOKかな。

    東北地方に伝わる民話らしく、猫がどうして十二支に含まれないのか、どうしてネズミを追い回すのか、その理由が分かる。
    【知識】というものに触れるはじめの一歩として楽しい一冊だ。
    特に、イヌとサルの間にトリが入る場面や、イノシシがなぜ最後になってしまったかなど、見どころも多い。
    お話会のサブにもぜひどうぞ。

    • だいさん
      じぇじぇじぇ!

      >東北地方に伝わる民話らしく、猫が
      これ、東北だけの話なの?
      私は、全国版だと思っておりました。
      じぇじぇじぇ!

      >東北地方に伝わる民話らしく、猫が
      これ、東北だけの話なの?
      私は、全国版だと思っておりました。
      2014/01/08
    • nejidonさん
      だいさん、こちらにもコメントをくださってありがとうございます!
      はい、私も全国区のお話のように思っていました。
      きっと、発祥は東北で、そ...
      だいさん、こちらにもコメントをくださってありがとうございます!
      はい、私も全国区のお話のように思っていました。
      きっと、発祥は東北で、その後全国的に流布してきたのかもしれませんね。
      面白いものは、広く伝わるってことでしょうか。

      このお話を読むとネズミがちょっぴり嫌いになる私です(笑)
      2014/01/09
  • この本は面白いな~と思いました。なぜなら、この本は大事なことが書かれているからです。

  • 6歳

    図書館読み聞かせにて

    何気に知らなかった十二支のストーリー
    〜だとさ
    という文章が昔話の感じで味わい深い

  • どうぶつの絵がどれもかっこよかった。ねずみの目が赤くて大きいのやうしの色がいい。ほかのじゅうにしの絵本にくらべて、けしきもいい。ねずみがねこをだましたところが、やっぱりおもしろい。(小2)

  • 2024年1月24日(水)朝学
    2年A組
    「みんなの干支は、何かな?」「今年の干支は、何か知ってる?」と質問をいくつかして始めました。
    (元気に答えてくれました!)
    今日は早めに教室に入って時間があったため、ゆっくり子どもたちとやり取りを楽しみながらの読み聞かせになりました。
    後半になるにつれて、楽しそうに喜んで聞いていたように思います。
    (自分の干支が出てくるかな? 笑)
    ----------
    この本には載っていないのですが...
    日本での干支はご存じの動物ですが、世界の十二支はいろいろあるようで。
    タイやベトナムでは、猫も入っているようです!
    プリントを持参したので、それも楽しんでほしいです。
    (読み手:C)

  • 大好きなおちゃんからのプレゼント。
    子年の萌ちゃん。ネズミがあまり悪く描かれていない本がいいなと思って、荒井良二さんの本の購入を検討していたけれど、こちらは昔話の語りかけのような文が良かった。色んな作品に触れられるのは良いことだと思った。

  • Y
    4歳5か月

    K
    6歳9か月

  • 2022.12.21 4-2

  • 2024.1.11 2-1
    ✳︎
    2023.3.2 3-3
    2022.12.15 2-3

  • 十二支の物語作品で1番しっくりくる作品でした!!
    いいねー!!

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著者プロフィール

1922年東京都生まれ。短編「さぎ」で日本児童文学者協会新人賞を受賞。『鯉のいる村』(新日本出版社)で野間児童文芸賞、芸術選奨文部大臣賞、『花咲か』(偕成社、その後石風社)で日本児童文学者協会賞を受賞。
主な作品に『かさこじぞう』『ききみみずきん』(以上ポプラ社)、『十二支のはじまり』(教育画劇)、『けいたのボタン』(にっけん教育出版社)、『赤いくつ』(女子パウロ会)、『一九四一黄色い蝶』(くもん出版)、『街道茶屋百年ばなし・熊の茶屋』『街道茶屋百年ばなし・子育てまんじゅう』『街道茶屋百年ばなし・元治元年のサーカス』(以上三部作、石風社)『久留米がすりのうた』(石風社)など多数ある。

「2009年 『花咲か 江戸の植木職人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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