たからげた (日本の民話えほん)

著者 :
  • 教育画劇
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本棚登録 : 85
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774604138

作品紹介・あらすじ

ふしぎなじいさまがくれたいっぽんのみょうなげた。このげたをはいてころぶとぴかぴかのこばんがちんちゃらりん。ころんだかずだけこばんがでるのです。

感想・レビュー・書評

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  • 欲深なごんぞうおじさんでさえ、大判小判に埋もれて幸せに人として終え、虫になれるという、わりと楽しい話。
    絵がいいよー
    道ばたに腰を下ろして寝てしまい、っていう息子とか、そこに出てきたしろいきものの謎のじいさまとか、楽しい。
    怖くないし。

  • 欲をかくと〜みたいな解説は入れず、うもれたシーンを子どもと単純に楽しむ。

  • 2016年3月3日

  • 2013.2.20 2-4

  • 欲深者はいけませんね。表紙の絵、ごんぞうおじの表情がいいですね。

  • 「たからげた」を履いて転ぶと、小判が出るが背が縮む。

    強欲な「ごんぞう」じじいが履いて転んで大判小判がザックザク。そ
    のかわり、小さな小さな虫になって、どこかへとんでっちまいましたとさ、というお話です。

    貧乏なかかあと息子が主人公で、最後はめでたしめでたしになるんですが・・・。その後、村に小さな虫がいっぱい湧いて、「ごんぞうむし」と呼ばれたってところが、僕は好きです。

    沢山子宝に恵まれて、人間とは違う幸せをみつけたんだ、ごんぞうさんは。

    いや、虫は幸せがどうとか考えないか。でも、大判小判に埋もれるのはこの世のものとは思えん快感だったろうし・・・。

    なんにせよ、一番幸せなのはごんぞうさんじゃなかろうか。そんなお話です。

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著者プロフィール

香山美子 /東京生まれ。『あり子の記』(理論社)で日本児童文学者協会賞を受賞。「げんこつ山のたぬきさん」などの童謡詩人でもある。主な絵本作品に『どうぞのいす』(ひさかたチャイルド)などがある。

「2018年 『このゆびとーまれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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