きょうとあしたのさかいめ (行事の由来えほん)

著者 :
  • 教育画劇
3.38
  • (2)
  • (2)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 99
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774605029

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大晦日。
    女の子は出稼ぎから帰ってくるお父さんを、
    今か今かと待ちながらお正月の支度のお手伝い。
    おばあちゃんが優しく支度の意味を教えてくれます。

    お父さんと手を繋いでみた、夜の空に、
    今日と明日の境目の答えが。
    女の子の言葉が胸に残ります。

  • 図書館で借り。
    職員さんの肩越しに見える予約本の棚、たまにちらっと見て「あのタイトル、面白そうだなあ」と思っているのだが、この本もそういう経緯で借りた本。

    子どもの頃は年越しの瞬間は何かすごいことが起こる気がしてたんだな、これが。わかるわかる。

  • 一年の締めくくりに、大晦日の夜に読み聞かせたいと思っていたとてもとても素敵なお話を娘たちに贈りました。現代では、もうあまり馴染みのない事柄もお話の中にはたくさん出てくるけれど何かを感じとってくれるといいなぁと思う。一年に感謝して。

  • 大晦日です。遠くに働きに行ったおとうさんが帰って来る日です。前半はおとうさんを待っている女の子の気持がよく現われています。そしていよいよ除夜の鐘です。山の方に大きな手が見えます。きのうの夜の手と今日の手が握手しています。

  • 昨日の夜の手と今日の夜の手がつながっているっているのがおもしろかった。そして、今日の朝になる。

  • 1-1 2019/01/09

    **********
    「年末年始」に。

  • [江戸川区図書館]

    低学年の読み聞かせ用にと図書館を探していて目に付いた本。読み聞かせには少し字が多めだし、「出稼ぎ」は現代ではあまり耳慣れず理解されないかもしれないけど、絵柄と季節的にはまぁまぁいけそうな感じの本。

    4年の息子に読んで聞かせたら、、、なんと!除夜の鐘の存在を知らなかったよう。確かに朝も夜も弱い子だし、基本的に12時なんて日をまたぐ時間に起きていたことがない子だし、主人の実家では夜中まで起きて年を越すという風習は大人でさえない家だし、、、でも4年生なのに!!!びっくり大きな発見だった。今年の冬は頑張って聞かせてみたいわ、、、説明しても最初は、「3,2,1,ゴーン!」ぐらいの、区切りの一発的に考えていたようだし、日本全国、真夜中にそんな大きな音がするなんてことが、説明しても理解できなかったみたい、それも108回なんて!うん、実際に無理だったらテレビの後日放送でもいいわ、とにかく小学生のうちに多少"実感"させてあげよう。

  • みのりちゃんの 気持ち、分かるなぁ♪

  • 7分20秒☆大晦日の晩の過ごし方を、出稼ぎに行っているお父さんの帰りを迎えての、家族揃った温かさと伝える。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1957年山形県生まれ。児童文学作家。読み物の作品に『ぬくい山のきつね』(新日本出版社/日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞受賞)、『じぶんの木』(岩崎書店/ひろすけ童話賞受賞)、絵本の作品に『たぬきの花嫁道中』(岩崎書店/日本絵本賞受賞)、『いのちがかえっていくところ』(童心社)、『すずばあちゃんのおくりもの』(新日本出版社)他多数。

「2023年 『じゅげむの夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

最上一平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×