バッテリー〈4〉 (教育画劇の創作文学)

制作 : 佐藤 真紀子 
  • 教育画劇
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本棚登録 : 753
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774605173

感想・レビュー・書評

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  • 「自分の限界の先を見てみたい。自分の力を見きった先に行ってみたい」強豪横手との練習試合で完敗した巧たち。自分では巧の球を受けきれないのでは、という恐怖心を感じてしまった豪は…

  • 読んでいて胸に突き刺さる言葉がいくつもいくつもあって、そのひとつひとつをノートに書き留めながら読んだ。マウンドに立つことの恐ろしさを味わった巧の葛藤する姿、そして豪にボールを投げることの楽しさを初めて自覚したシーンには胸が熱くなった。また門脇の天才ゆえの苦悩もアニメとは違って丹念に描かれており、そのストイックな精神に魅せられた。彼と幼なじみの瑞垣のキャラも効いているけれど、彼らの衝突が描かれるのは次巻以降か。中学生の頃に読んだときはこの巻止まりだったので、フレッシュな気持ちで次巻に向かえるのが楽しみだ。

  • ★2016年10月30日読了「バッテリー4」あさのあつこ著 評価B

    横手二中との非公式な練習試合。巧は見事に門倉を抑えるものの、後続の瑞垣俊二は、新田東中バッテリーの弱点を見抜き、その予言のとおり、総合力にまさる全国ベスト4の横手二中が試合を圧倒、原田を打ち崩しマウンドから引きずりおろす。

    バッテリーの弱点とは、打ち込まれたことのない精神的に幼い巧とまだ稚拙なインサイドワークの永倉のキャッチングだったのだ。門倉との最初の勝負にかった永倉は、緊張の糸が切れて、巧の速球をとれる状態ではなくなり、それを感じた巧は持ち味の速球を投げ込めなくなってしまったのだった。試合は、横手二中の顧問が認めていない試合を生徒たちがやっていることに気が付いて、試合場に駆け付け没収中止。

    しかし、門脇と瑞垣は中学校最後の試合として、再び原田巧たちと再試合を画策することとするのだった。

  • 冒頭1人走る巧。
    あれ?試合どうなったんだ?と思わせる、
    展開がうまいなあっと。

    しっかし、一度は真面目に読もうと思っていたのに、
    BLフィルターかかりまくる。
    いや、これ、普通に読む方が難しいんじゃ・・・・。
    とはいうものの、確か全体的に売れていたはず、
    とゆーことは一般人にもうけてたんだよなあ。
    まあ、まっすぐ読めば、
    天才の孤独とそれを取り巻く苦悩、ってことになるのかしら?
    いやあ、でも唯一無二の相手とか、お姫さんとか
    完全にBLど真ん中なんですが・・・・。
    いやいや、いかんいかん、とりあえず、一度はちゃんと
    まともに読まねば・・・・。

    バッテリーってそんな特別なもんなんかなあ?
    野球、殆ど知らないのでどうもそのへんが分からん。
    ああ、でもピッチャーである、ということのみだった巧が周りを認識し始めてる感じがおお成長期って感じで
    好きですね。
    才があるゆえにそれに縛られるってゆー面はあるのかなあっと。

    あ、あと多分一番人間できているであろう青波が
    弟ゆえの特権とでもいいましょうか、
    堂々と巧に甘えられるところがオイシイ立場やのうっと
    ああ、私も甘えられるお兄ちゃんが欲しかったなあっと
    つくづく羨ましく・・・

    そしておじさん呼ばわりされた門脇に爆笑なのでした。
    まあ、そもそもこの子達が中学生とゆー設定が
    既にほんとかよっと突っ込みたくなるとこですけどねー。

  • 姫さん。うまいことゆう!

  • 豪くんが悩む、の巻。

    のわりには深く踏み込んでいないというか、描写が今一つで、共感も感情移入もできなかった。
    もとが単細胞なので、深い悩みっぷりに「そこまで悩む必要ないじゃん」とか思ってしまったり、巧みたいに”ただ投げて、ただ捕る。それだけでいいじゃないか。”と思ってしまったりして。

  • 天才ピッチャー原田巧とキャッチャー長倉豪の成長の物語。
    中学生というゆれる年代を野球を通してキレイにうつしているカンジです。
    「キレイにうつす」というのは「そのまま」ってことです。

  • やっぱり思ってた通りの問題が勃発。それにしてもここまで引きずるとは。
    巧の不器用さとそれでもストイックを貫くところにおおっいいんかそれで、と思った。
    そしてまた、お姉さんをもやっとさせる描写が多くて困った。余分だ。紙一重だ。ただの野球バカの集まりだけでは持たせられないんかー。
    こんな野球少年はいねぇ、それだけは断言できる。

  • 「あの試合」以来続く豪の悩み迷いは深い。
    ≪巧は、いつも、簡単に答えられない問いばかりつきつけてくる。≫(p.105)

    巧クンはなかなか野球をすることができません。
    ≪投げる。捕る。それだけのことが、なぜ、こんなにややこしい。≫(p.128)

    横手二中の門脇クンは姫さん(巧クン)にベタ惚れ状態なのに想いは届かないし、ミズガキくんは姫さんをいじめたくてしかたありません。

    そんなこんなで青波もいっしょになってみんなで三角ベースで遊んだりします(なんのこっちゃ)。

    この巻ではミズガキくんとヨシサダくんの似た者どうしがいい味出してます。
    巧クンは今回主役ではなくなってしまいました。

    (2006年02月13日読了)

  • 巧と豪のバッテリーがどんな風に成長するのか楽しみ。

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プロフィール

あさの あつこ
1954年生まれの小説家、児童文学作家。岡山県英田郡美作町(現:美作市)湯郷出身。幼少の頃から本に親しみ、中学の頃から創作日記をつけはじめ、中学2、3年生の頃から作家を志す。青山学院大学文学部入学後、児童文学サークルに入り活動。卒業後小学校の臨時教諭を2年間務め、結婚。日本同人協会「季節風」同人となり、そこに連載した『ほたる館物語』で作家デビュー。
代表作に、1996年から執筆を続ける『バッテリー』。97年野間児童文芸賞受賞、99年『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。シリーズ1000万部超の大ベストセラーとなり、映画化・アニメ化された。

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