セミくんいよいよこんやです

  • 教育画劇
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本棚登録 : 1035
感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774606255

作品紹介・あらすじ

地中に暮らすセミくんの元に一本の電話が…。「いよいよ今夜」って一体何が起こるのかな?虫の楽しい成長絵本!

感想・レビュー・書評

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  • 〈地中に暮らすセミくんの元に一本の電話が…。「いよいよ今夜」って一体何が起こるのかな?虫の楽しい成長絵本!〉

    セミの羽化って衝撃ですよね
    それをファンタジックに見せてくれます
    とにかく絵が楽しい
    ずっと暮らした地下のおうち
    さようなら、ありがとう

    どのページも小物たち凝っています

    みんなにお祝いしてもらって
    さあ!

    いきているってうれしな

    裏表紙 あら、うふふ

    ≪ さあセミくん いよいよ今夜 さあ生きる ≫

  • 〝 地中で暮らす<セミくん>に、一本の電話がかかってきました。「ええ、そうです、いよいよ今夜です」・・・いよいよだ。さよなら、おうち。ありがとう・・・〟地中で暮らしていたセミの幼虫が羽化していく様子を、おもしろ可笑しく描かれた<工藤ノリコ>さんの絵本。

  • セミの幼虫セミくんが、成虫となる日を描いた絵本。土の中の快適ライフや、仲間の虫たちがセミくんのためにお祝いパーティをするところが微笑ましい。
    実際のセミは地上では1ヶ月程度しか生きられないが、みんなから愛され、セミくん自身も人生を謳歌していて、読んでいて心が温まる。

  • 4歳7ヶ月。購入した絵本。
    ダンゴムシの飼育に失敗してそれでも息子が虫にちょっと興味の沸き始めた夏のはじめにネットでなんか面白そうな本ないかなと探して買った。
    そうだな、このころだよな。
    わたしの幼少期には虫の飼育なんて無縁だったから蝉の一生が土の中3年、地上で2週間だと知ったのは。今年の夏はいろんな木を見つけては「セミいないかなあ」とワクワク顔の息子が言ってた。
    でもこのセミたちが2週間ぽっちを精一杯鳴いて振り絞っているんだと知ってしまい、グッと込み上げる音に聞こえた。この絵本を夜読みながら、それはなんともあたたかく、そして優しく描かれてるけど、どこか最後のそれを描くまでもなく、描かれてるんじゃないか、意図されてるんじゃないかと大人は思わずにいられない。
    いつもは「あなたたちは悪いことをしたと思ってるんですか!思ってます、ニャー」なんて展開を描いてるこの作者も、どこかこの蝉たちのセンチメンタルさを無駄にはしていない気がする。
    だからこの絵本は母ちゃんにとっては、この夏の大事な一冊ともなったのだ。蝉さんたち、今年のなつも本当にいい声だったよ!

  • 6歳4ヶ月の息子に読み聞かせ

    盛大なセミくん地上へようこそパーティー

    電話で連絡網するのもステキだし
    セミくんが長いこと居たお家に
    お別れと感謝の挨拶をするのもステキだし

    さすが工藤ノリコさん

  • 図書館に展示されていて、吸い込まれるように手に取った絵本。
    ま、タイトルから中味は想像が付いたけれどね!
    実際、その通りで・・・
    こりゃ「みなしごハッチ」かってくらい、虫さん達が仲良しで・・・
    もちろん、絵はカラフルで、見ているだけで楽しいんだけど、
    「ハッチ」だよ~、この和やかさw
    な~ンて思っていたら、最後の頁にズッキュン!
    そうか、イマドキの絵本は、こういう言葉で終わるんだねと、
    昭和高度成長期生まれには隔世の感。

  • ジリリリーン、ジリリリーン。
    地中のセミくんに1本の電話。
    カブトムシのおじさんから。
    「ええ そうです、いよいよこんやです」
    それを聞いたカブトムシのおじさんはみんなに電話を回します。
    連絡を受けた虫たちはお祝いの準備。
    ミツバくんはハチミツのごちそうを、アオムシちゃんはサラダを、スズムシさんたちが演奏し、ホタルさんが光のショーを披露。
    みんなでセミくんの羽化をお祝いします。

  • 2歳10か月
    メルヘンで夢の詰まった絵だけどもう一息メルヘン突き抜けて欲しかったーという個人的感想。
    工藤ノリコさんの本はどれも大好きなのだけど、漫画的な表現(ルール)が子供には少し難しく指さしなどが必要かなと感じるが、よく見ている。
    セミくんが部屋をさるシーンが母泣ける。

  • 2歳〜。
    セミくんとそのお部屋等がかわいらしい。丁寧な書き込みで、本作も細部まで絵を楽しめます。小さな子どもにセミの生態を説明する目的にも適しています。女の子が昆虫に興味を持つ窓口にもなると思います。ユーモラスな世界観に浸りたい大人にもおすすめ。

  • セミがもうすぐ羽化するまでをうきうきと書いている。

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著者プロフィール

愛嬌たっぷりのキャラクターや緻密な絵が人気の絵本作家。主な作品に、『ピヨピヨスーパーマーケット』や『ノラネコぐんだんパンこうじょう』などがある。

「2014年 『学研2014年絵本新刊セット 全12巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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