- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774606255
作品紹介・あらすじ
地中に暮らすセミくんの元に一本の電話が…。「いよいよ今夜」って一体何が起こるのかな?虫の楽しい成長絵本!
感想・レビュー・書評
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セミの幼虫セミくんが、成虫となる日を描いた絵本。土の中の快適ライフや、仲間の虫たちがセミくんのためにお祝いパーティをするところが微笑ましい。
実際のセミは地上では1ヶ月程度しか生きられないが、みんなから愛され、セミくん自身も人生を謳歌していて、読んでいて心が温まる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジリリリーン、ジリリリーン。
地中のセミくんに1本の電話。
カブトムシのおじさんから。
「ええ そうです、いよいよこんやです」
それを聞いたカブトムシのおじさんはみんなに電話を回します。
連絡を受けた虫たちはお祝いの準備。
ミツバくんはハチミツのごちそうを、アオムシちゃんはサラダを、スズムシさんたちが演奏し、ホタルさんが光のショーを披露。
みんなでセミくんの羽化をお祝いします。 -
2歳10か月
メルヘンで夢の詰まった絵だけどもう一息メルヘン突き抜けて欲しかったーという個人的感想。
工藤ノリコさんの本はどれも大好きなのだけど、漫画的な表現(ルール)が子供には少し難しく指さしなどが必要かなと感じるが、よく見ている。
セミくんが部屋をさるシーンが母泣ける。 -
2歳〜。
セミくんとそのお部屋等がかわいらしい。丁寧な書き込みで、本作も細部まで絵を楽しめます。小さな子どもにセミの生態を説明する目的にも適しています。女の子が昆虫に興味を持つ窓口にもなると思います。ユーモラスな世界観に浸りたい大人にもおすすめ。 -
セミがもうすぐ羽化するまでをうきうきと書いている。
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3歳4ヵ月
すんなり受け入れる息子と、
この妄想力に
ひそかに衝撃を受ける大人。
負けてられませんね。
もっとこんな妄想力をつけなくては。 -
マンガ家兼絵本作家の工藤さん。マンガ家としての彼女の方を先に知っていたので、絵本作家としての活動はどんなもんだろうと思い買ってみた。絵本もなかなか素敵!マンガの世界観そのまんまで、キャラが生き生きしていて、優しい色づかいもよい。
ストーリーは…セミが長い眠りから覚め、仲間のカブトムシやホタルたちがお祝いパーティーをしてくれる。と至ってシンプルなのだが、細かいところまで描き込まれている絵が実にユーモラス!
カブトムシのおうちにある「ちからもち大会優勝」のカップ、あおむしちゃんのお部屋にある「かんたんキャベツサラダ」の本などなど、小道具まで凝ってくれてるのが嬉しいな〜。ストーリーに直接は関係ないものの、サブキャラたちの暮らしやセミくんのさなぎ生活がそこからわかる感じがするので。そういうところがちょっと「かこさとし」っぽいかなと思った。個人的にはものすごくツボでした。 -
2歳4ヶ月
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このタイトルがとてもいいじゃないですか。
すごく好き。かわいくってたまりません。 -
「地中で暮らすセミくんにある日、一本の電話がかかってきました。「ええ、そうです、いよいよ今夜です」 おやおや、一体何があるのかな。セミの幼虫の羽化を描く楽しい絵本。」
・普段かがく絵本系を読まない子にとってはセミの幼虫の羽化する様子が見れて新鮮でおもしろいなーと思ったけれど、やっぱりセミの羽化については魅力的なかがく絵本がたくさんあるので、読み聞かせするなら他の本を読むかな。
・幼虫のセミくん、セミくんの家(土の中の快適なおうち)はかわいい。