バッテリー〈6〉(教育画劇の創作文学)

  • 教育画劇
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774606361

感想・レビュー・書評

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  • 2005,4,17 読破

  • 遂にシリーズ完結。個人的には高校生編もやってほしかったのだけど、これはこれでいいのだろう。
    最後は少し?と思った所もあったけれど、このバッテリーという作品に会わなければ自分で物語を書く、表現するという事をしなかったと思う。ちょっと同人的にブームになってしまって個人的に残念な感もある。この作品はアニメ化や漫画化、映画化をしなくてもよい。近来稀に見る珠玉の児童文学、いや、日本文学だと思う。

  • 「バッテリー」シリーズ。全6巻。天才的ピッチャーの巧と捕手の豪の、それぞれの葛藤と人間的及び選手としての成長。児童書では括れない一作でした。

  • シリーズ最終巻。結局、コレは野球少年の成長期ではなく、野球というシチュエーションを借りただけの、少年の成長期なのですね。それがありありとわかる最後。消化不良との声もあるが、ほとはらはここで終わって正解だと思う。彼らのゴールはここじゃなく、この先大人になるまでに、何度もこんな事を繰り返し、少しずつ成長していくんだろうな。いい大人になってくれー。そんな気分。

  • 豪と巧の出した答えは…

    まぁ、しばらくずっと一緒にいればいいと思うヨ。

  • これが本当の中学生だとしたら、信じられないです。最後は登場人物たちは完全な「大人」だったと思います。先のひろがる中学生には、いまこの一瞬にかける刹那的な美しさや痛快さは、自ら向かっていくような場所ではないです。その辺は、自分が夢も希望も才能ももうすでにないからこそ、「ああ面白い」と思える要素で、物語自体としたら、もうちょっと中学生モノとしてまとめた方がよかったのかもしれないです。個人的には大満足ですが。

  • 野々村君がどんどん私ごのみのをのこになってゆく。

  • 完結作。
    無難に終わりましたね。期待以上でも以下でもなく、予想通りのところで完結。
    青波の後日譚が読みたい・・・

  • え?もう終わり?まだまだじゃないの?な感じの最終巻。
    子供だからといって感情が単純な訳ではなくて、むしろ大人のように折り合いを付ける事が出来ないから、もっと大変なんじゃないかと。複雑な思いを抱えて足掻くしかない少年達が、大人になってしまった私にはちょっとまぶしいです。
    冊数の割に経つ年数は少なく、正直眼を見張るほどの成長は無いのだけど、でもそれぞれの登場人物が自分の速度で着実に成長しているのが分かるのがいいです。
    自分がこの歳の時にどれほどの事を考えていたのか、ふと過去に思いを馳せてみたくなる話でした。

  • 終わり方が(私的)にすごく微妙でした。続きがすごくきになります。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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