- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774607122
感想・レビュー・書評
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息子9歳6ヶ月
息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせほとんどしなくなりました。母はサミシイ。
読んだ◯
好反応◯
何度も読む(お気に入り)
「また借りてきて!」「続き読みたい!」
その他◯詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「月の当番」である。優しいお話。絵も地味だし、たんたんと進んでいく。読み聞かせをする時、落ち着いて読めそうな気がする。
ラストで子どもが「今度、いつ当番がまわってくるの?」と聞いた時、お父さんが「おまえが、父さんぐらいになったとき」と答える。この言葉を前にして胸が詰まった。涙が出た。素晴らしい。
子どもが聞いて、この世界に入ってきてくれる子がいるだろうか。いてほしい。 -
7歳4ヶ月の娘に読み聞かせ
なんだか不思議なおはなし
つきとほしのたねをうえて
育てる当番なんてステキね -
ほしとひかりの描写がきれいな本。
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7分
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1年に1度、回ってくる「つきとうばん」。月のタネをまいた父と息子のひと夏のできごと。幻想的な絵と文章で綴られていて、柔らかく優しい気持ちになります。
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この作品は「月当番」(第26回JOMO童話賞佳作)作品に加筆、修正をくわえたものに、梅田俊作氏が絵を描き、完成したものです。
ある晩、ウサギの引くそりに乗った郵便やさんが空から舞い降り、とうさんに白い玉と砂粒のようなものが入った箱を渡します。
耕した畑に蒔いて水をやると、やがて月と星が土の中から芽を出します。
青い星を食べるとほっぺたが青く光り、赤い星を口に入れるとほっぺたが赤く光って、星は口の中でぱちぱちはじける…
梅田俊作さんの幻想的な絵も手伝って、絵本を読んでる私たちを夢の世界へ浸らせてくれます。
とてもお勧めの1冊です。