浪人若さま新見左近: 書下ろし長編時代小説 (雷神斬り) (コスミック・時代文庫 さ 6-2)
- コスミック出版 (2010年12月1日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774723754
感想・レビュー・書評
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浪人若さま 新見左近 シリーズ第2作目。
のちの六代将軍・徳川家宣の若かりし日の活躍。
五代将軍の座を巡って、綱吉を推す一派から、命を狙われながら、江戸市民の安寧を守るため、徳川秘剣「葵一刀流」の継承者として老師から授かった宝刀「安綱」で、悪者をバッサバッサと、やっつけていく。
綱豊こと新見左近は、将軍になる気は、さらさらなく、ある夜、石川乗政の屋敷に、乗り込む。
そして
「そなたの背後にいる者に、甲州さまは次期将軍になる気はないと伝えよ。甲州さまは、徳川の世のもと、天下泰平が続くことを願われておる。諸大名の間にいらぬ火種を熾さぬためにも、つまらない争いで幕府の体制が乱れるようなことがあってはならぬのだ」
と、
「上さまによう申し上げて、綱吉公を跡継ぎに選ぶよう、説得をするのだ」と、伝える。
これで、もう命を狙われることはないのだろうか?
シリーズが続くらしいので、次作品が楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若さまもこれで命を狙われなくなるかしら?
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だ、駄目だこりゃ。
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