ハーレム・ロマンス: 迷宮殿の囚われ花嫁 (MARY ROSE LABEL 23)
- コスミック出版 (2013年4月19日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774726175
作品紹介・あらすじ
誘拐されて、砂漠の国シャミアフのハーレムに売られてしまったイギリスの没落貴族の娘エレイン。なんとか逃げ出そうと偶然見つけた隠し通路を進んでいくと、なんと王の浴場に出てしまう。殺し屋と間違われて衛兵たちに捕われたエレインを間一髪のところで救ってくれたのは、バザールで出会った素敵な男性だった。だが助かるためには彼と婚礼を上げなければいけないと言われてしまい…。
感想・レビュー・書評
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仕事としてインドへ行く途中でバザールで迷ったイギリスの貧乏貴族のエレインが偶然出会ったのは砂漠の王のアシュラフ。そのときは普通にいい思い出で別れたはずが偶然誘拐されてたどり着いたのはアシュラフの国で、刺客と間違われたエレインを助けるために偽妃にしちゃって、最後は本当に妃になっちゃう・・・。
王道のお話かなって思いますけど、砂漠の王ってなると我が儘でオレサマ系の王が多い中、アシュラフはとっても紳士でやさしいです。けど、甘い言葉でエレインに迫って、結局は自分のいいようにしちゃうってあたりは侮れない感じもします。
やさしさなのか、Hなことは散々するくせに一線は越えず、ホントにHするのはラストだけなのは、この手のレーベルでは珍しかったかもしれません。
天野ちぎりさんのイラストはきれいだし、アシュラフはかっこいいし、よかったんですけど、陰謀話があっさりしてて、そこがちょっと物足りなかったかもしれません。あれだけ嫌らしかった後宮太夫が意外といい人だったのはおもしろかったですけど。
濃厚Hを求める方には物足りないかもしれないですけど、ひっかかるところもあまりなく、さらっと読めると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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