おとぼけ同心と小町姉妹: 書下ろし長編時代小説 (雪坂の決闘) (コスミック・時代文庫 し 9-2)

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  • コスミック出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774727912

作品紹介・あらすじ

朝はいつもぎりぎりの出仕、なにかと理由をつけて町の見まわりも怠けがち、果報は寝て待てを座右の銘にするという、なんともとぼけた侍、篠原潮。それでもなんとか南町奉行所の臨時廻りを罷免されないのは、ときおり見せる推理の冴えと剣の腕前で、難事件を解決に導いているためであった。そんな潮には、三人の妹たちがいる。紫乃、舞衣、小夜、それぞれに魅力ある器量よしの三姉妹は、ぐうたらな兄を助けるため、蕎麦の屋台をはじめたのだが…。屋台にともる人情の灯火が、さまざまな事件をとおして、人間のせつなさや怖さを照らし出す。じつは凄腕同心・篠原潮の人情裁き、大好評のシリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • だいぶこなれてきた感じ。

    篠原潮が活躍しすぎというか、
    (惚れっぽさは脇においたとして)
    ぐうたらぶりが発揮されていないところが、
    もうちょっとか。
    ミステリーももうちょっとひねってほしい。

    それにしても、蕎麦好きでもないのに、
    お蕎麦が食べたくなる。

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著者プロフィール

■著者
霜月りつ(しもつき・りつ)
富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。
著書は『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)、『あやかし斬り 千年狐は綾を解く』(小学館)、『百華後宮鬼譚』(ポプラ社)、『探しものは妖怪ですか?』(新紀元社)など多数。

「2023年 『神様の用心棒 ~うさぎは星夜に涼む~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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