神様の子守はじめました。 (コスミック文庫α し 1-1)

著者 :
  • コスミック出版
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本棚登録 : 310
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774728728

作品紹介・あらすじ

就活で苦しんでいた羽鳥梓は神頼みしに神社へ行ったが、そこで天照大神と名乗る女性に、無理やり仕事を斡旋される。なんと東西南北四神の神子の子守だという。まだ卵の神子を抱えてかえった梓だったが-。勤務地:池袋、給料:手取り24万円で銀行振込、ボーナス付き。ただしちょっと精気が減るかも?な、羽鳥梓の波乱に満ちた子守生活が始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 四神の子供達が可愛くて、癒されました。

  • 母子家庭の主人公は、とにかく正社員になりたい!
    神社で力いっぱい叫んでいたら、女性に仕事を斡旋された。

    便利なものはそのまま利用! というのは分かりますが
    神様の口から、ATMとか言われると微妙な気持ちです。
    待遇を聞けばいい仕事、な神様の子守。
    しかし7年間はブラックどころか、低賃金!
    後を考えたら、打倒?

    子供達がわちゃわちゃしているのは可愛いですし
    個性が伸びているのも、そんな子供達を
    きちんと見守っているのも、ほのぼのして可愛いです。
    小姑のような存在も、2名ほどいますが…w

    色々と普通じゃない事件が起こってますが
    体当たりな勢いでどうにかしていく主人公。
    いい父親になりそうですが、正直5人で生活して
    24万って足りるのでしょうか??

  • 基本的に良い人(神様?)ばかりでほっこりする。多少の事件は起こるけれど安心して読める。子どもから大人までみんなにオススメです。

  • 話がテンポよく進んでいくので読みやすく4柱の個性ある性格や言動、子供らしい可愛い魅力が描写されていて主人公の気持ちが理解しやすいのが良かった。

  • ん~~、いま一歩。良い人すぎて面白くない。神様たちが軽すぎて、なじまない。

  • 就職祈願で神社にお参りしていただけなのに、神子の子守をすることになった梓。そんな無茶な。と思ったけれど梓の「善良さ」を見ると、正しかったかも。と思えてくる。弱いところはあるけれど、人のためには少し強くなれる梓。そんな梓と4人の子供たち(?)が一緒に暮らしているのは、見ていて楽しかった。子供たちのことは、何がなんでも守る。という意気込みが見える気がして。

  • 四神子と梓のやり取りが可愛い。四神子がモチーフの戦闘モノに夢中で変身しちゃう神子たち。ホント可愛い。

  • 波乱に満ち過ぎている。
    気の休まることのない子育てが四神が成長するまで続くのか。
    ノイローゼになりそうだけどその辺は紅玉さんや翡翠さんがサポートしてくれそう?

    突然ヘロデ大王とかイエス様とか出てきて神の国は繋がっているのかと思った・・。

    四神の為にいつの間にか紅玉さん達が一軒家を購入していたけど、今までよく同じアパート内から苦情が来なかったと思う。神様パワーで誤魔化してた・・?

  • 梓の社会人、就職難な設定が読み進めやすいスパイスになってた(笑)
    どの話もほっこりして、子守りをする梓が羨ましくなった。
    でも、給料だけじゃ絶対足りないよな、四神子の世話にかかる費用。
    ボーナスが出るみたいだからそこでトントンになる……わけないな。
    米代で結構持っていかれるだろうなぁ。
    しかし、子供たちの癒しが絶大過ぎてあまり気にならなくなりそう。
    いい就職先を見つけたな梓。
    梓は素質があったみたいだけど、梓の家系的なものか何かなのかな?
    魂の在り方って言ってたけど、家系が絡んできそうな気がしなくもない。

    魔猿天狗が新しい国を作るって言ってたけど、これからもちょいちょい手出してくるんだろうな。
    しかし、神サイドの裏切り者って誰だ?
    フラグ立ててたクラオカミ?

    四神達可愛いよ~!
    白花と玄輝が特にツボ。
    白花はしっかり者だな。玄輝は落ち着いてる。
    蒼矢はツンデレ(笑)
    朱陽は元気っ子。
    みんなそれぞれ良い個性があるな。

    最後の戦隊物ネタには爆笑してしまった。かわいい!
    まさかの白花と玄輝までもノリノリで変身してしまうところが微笑ましい。
    子供って戦隊ものに一度ははまるよね。
    ロボになって魔猿の手の物をやっつけたの凄い。

  • 読みやすいというか軽くテンポがいい。
    四神の子どもたちが可愛い。
    他の神様も俗世に染まっている感じがキャラを引き立たせている。


    鬼子母神は切なげに赤ん坊を抱きあげた。

    「子供の死なない世界は作れないものかのお」

    「そうですね・・・」

    「再びあの子が幸せな生を得るように」

    子供が死なない世界、本当にそんな時代がくればいい・・・。

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著者プロフィール

■著者
霜月りつ(しもつき・りつ)
富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。
著書は『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)、『あやかし斬り 千年狐は綾を解く』(小学館)、『百華後宮鬼譚』(ポプラ社)、『探しものは妖怪ですか?』(新紀元社)など多数。

「2023年 『神様の用心棒 ~うさぎは星夜に涼む~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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