浪人若さま新見左近―江戸城の闇 (コスミック・時代文庫)

著者 :
  • コスミック出版
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774728773

作品紹介・あらすじ

将軍の甥で、甲府藩主の徳川綱豊は、いっぷう変わった若さま。なんとこの男、しばしば藩邸を抜け出しては、浪人・新見左近として、江戸市井で気ままな暮らしを楽しんでいるのだ。もともとは、武家の格式ばった生活を嫌ってのことであったが、いまや現将軍・綱吉も、左近の二重生活をなかば公認。その代わり、江戸城の中にいてはうかがい知れぬ、町場の悪を直接退治するという世直しを、左近に任じていた。一種の協力関係にあった綱吉と左近だが、綱吉の権力が増すと同時に、目に見えぬ不気味な圧力が、左近のまわりを取り巻くようになった…。六代将軍・徳川家宣の若き日を描く、シリーズ第十弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 綱吉に睨まれるようになるのかな?

  • 続けて読んでしまったのは、こちら。短編のおかげでスムーズに読めてしまう。病院の待ち時間と帰りの電車で読了(笑)。最近読むのは食べ物がらみか、時代モノばかりになってしまった。ミステリーにも、もうちょっと触手が動いてもいいはずなんだけどなぁ・・・。

    将軍の甥で甲府藩主の徳川綱豊。しばしば藩邸を抜け出しては、浪人・新見左近として、江戸市中を気ままな暮らしを楽しんでいる。協力関係にあった将軍・綱吉と左近だったが、綱吉の権力に群がる者たちの圧力が、左近の周りににもジワジワと取り巻くようになってきて。

    短編4作の中で「遺言」では、ほとんど左近は出てこない。友人の岩城泰徳がメインで話が進むのだが、相手の悪人の程度を知らない悪辣さが、電車の中なのに、痛めつけられる側を思ってウルルってなってしまった(苦笑)。最後の「江戸城の闇」で、これからの展開が気になるところではある。しかし。左近の側近の間部詮房がどうしても悪者のイメージがあるからか、毎回、気になっちゃうんだよなぁ(苦笑)。

  • 2016.6.29

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1967年、広島県生まれ。2003年に架空戦記でデビュー以降、執筆活動に入る。痛快時代劇の大ファンで、数多くの時代小説や歴史と文化の書物を紐解くうちに物語が膨らみ、2010年に時代小説デビュー。著書に「浪人若さま新見左近」シリーズ(コスミック時代文庫)、「公家武者松平信平」シリーズ(二見時代小説文庫)、「公家武者信平」シリーズ(講談社文庫)、「もののけ侍伝々」シリーズ(角川文庫)、「若旦那隠密」シリーズ(幻冬舎文庫)、「あきんど百譚」(双葉文庫)などがある。今、最も注目されている時代小説作家の一人。

「2018年 『覚悟の登城 身代わり若殿 葉月定光2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

浪人若さま新見左近―江戸城の闇 (コスミック・時代文庫)のその他の作品

佐々木裕一の作品

浪人若さま新見左近―江戸城の闇 (コスミック・時代文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする