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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775201275

作品紹介・あらすじ

コロナ禍によって最初にそしてもっとも大きな被害を受けるのは社会的弱者であり、マイノリティである。危機的状況におけるしわ寄せは少数者が受けるのだ。ところが、マスメディアがたまにこうした問題を取り上げることはあっても、断片的な報道にすぎず、その原因やもともとあった社会構造には踏み込まない。現在、起きている深刻な問題は、コロナ禍以前の日常の中にあり、それが顕在化したすぎない。
この特集では、多くの人々が未だに理解していない社会問題を、コロナ禍で起きた出来事を通して伝える。救いを求める社会的弱者やマイノリティの現状とともに、危機の時代の根底にある問題の構造を捉え、今後、制度や社会をどう変えるべきなのか提起する。

著者プロフィール

井戸 まさえ(イド マサエ)
政治家、元民主党議員
1965年、仙台市生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業。松下政経塾9期生。5児の母。
東洋経済新報社勤務を経て、経済ジャーナリストとして独立。2005年より兵庫県議会議員を2期務め、2009年、衆議院議員に初当選。無戸籍問題をはじめ「法の狭間」で苦しむ人々の支援を行う。民主党東京第4区総支部総支部長。
「戸籍のない日本人」で第13回開高健ノンフィクション賞最終候補作品に残る(『無戸籍の日本人』と改題して2016年1月刊行予定)。「『クローズアップ現代』“戸籍のない子どもたち”など無戸籍者に関する一連の報道」で2015年貧困ジャーナリズム賞受賞。
佐藤優氏との共著に『子どもの教養の育て方』がある。

「2015年 『小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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