「心の基地」はおかあさん: やる気と思いやりを育てる親子実例集 (新紀元社の子育てシリーズ)

著者 :
  • 新紀元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775302255

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり親子のスキンシップは大切なんだと思った。

  • 読みやすく参考になる。

    著者の考えには、下記2点が重要なものとして通底していると感じた。
    ・子どもの自主性を重んじる事。過保護でも放任でもない。子どもの行動に親が責任を持つということ。
    ・身体的なスキンシップ(子どもを膝に乗せて、とか、体を寄せ合って、とか)から、親子間の暖かな関係が生まれる。

    以下は個人的に印象に残った記載。
    ・父親の役割について
     p143
     子どもたちがお父さんと遊ぶのが好きなのは、子どもといっしょになって夢中にな って遊んでくれるからです。その点でお母さんは、どうしても家事のことを考えながら子どもの相手をすることが多いので、子どもにとってはもの足りない気持ちになります。
     
     男性であれ女性であれ、子どもと一緒に夢中になって遊ぶのが大事(最近は男性も家事の多くをこなすようになっている)。

  • もっと早くこの本に出会いたかった!

  • 反抗する子が良い子
    ユーモアは大切
    けんかをしないきょうだいはどちらかもしくは両方が、自発性の発達に難あり
    自発性の発達にとって大切なことは、子供に自由を与えること。こどもに任せて、責任能力を育てる←むずかしすぎ!
    思いやりをうけて思いやりが育つ
    からだの甘えを拒絶しない、思春期まで続く
    自分本位のお父さんお母さんほど、こどもを叱ることが多くなる
    過保護というのは、その年齢のこどもであればこどもにまかれなけらばならないことを、大人が手を貸してやってしまう

    -----------

    こういう風に子育てしたいなぁ。
    忘れてしまいがちなことを、見直すのにとてもよい。
    いっぱいいたずらして、いっぱい身体動かして、大きくなってほしい!

  •  続編の方を先に読んでいて、後から読んだのがこちらになります。何しろ、前回続編を読んだのが3年以上前なので、内容のつながりとかそういうことはよく分かりません。ただ、筆者の主張するところは、実際に私たちができるかどうかは別として非常にシンプルなので、どちらか1冊読めば、おおよそのことは理解できると思います。

     筆者は、子どもの自発性の発達をとても大切にしています。そのためには、p.148「子どもに対して真の意味での“自由”を与え、“いたずら” “反抗” “けんか” “おどけ・ふざけ”などが実現できるようにしてあげる必要がある」と言っています。しかし、これを実行するのは結構難しそうです。

     今から始めたいという人には、「無言の行」がいいそうです。ただ、口を出さない代わりにほったらかしにするのであればそれほど難しいことはないと思いますが、見守りながら口を出さないというのは、相当な決意がいることは間違いありません。筆者もp.33で「なかなかつらい修業」と言っています。しかも、3か月から6か月は続けろと書いています。

     p.154「お母さんが坐って仕事をしているときに、からだをもたせかけてくるようなことがあれば、お子さんはお母さんを心の基地にしているという大切な証拠になります。」とあります。年齢にもよるとは思いますが、お子さんにそんな様子が見られれば、ひと安心ということになりそうです。もちろん、お父さんでもいいと思います。我が家は、どうだったかな~。

  • 子育て本のバイブル。

  • 子どものやる気・意欲を育てるには親が「無言の行」を行う。最低2~3ヶ月は親はいっさい何も言わない、何も手出しをしない。そうすると、子どもが自発的に行動し始めるようになる、という。

    2~3ヶ月何もしないでひたすら親は我慢というのがとにかく難しいかもしれないけれど、やってみる価値はありそうと感じた。

  • 小学生の子どもを持つ親向け。
    自分の子育てを振り返るきっかけになりました。

  • 心の基地を作ってあげることの大切さはわかる。
    でも、子供を型にはめるなと言う割に、子供はみなわんぱくでやんちゃだと言い切る。
    生まれつき、ゆっくりのんびり、物静かな子もいるのでは?
    これはだめ、あれはだめ、と否定ばかりで、育児中に悩んでこの本を手に取ったとしたら、凹む可能性あり。

  • 子供の表情が私の子育て基準

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著者プロフィール

医学博士

「2015年 『新装版 子どもを叱る前に読む本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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