石田三成 (Truth In History 21)

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  • 新紀元社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775308318

感想・レビュー・書評

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  • 7章の関ヶ原の戦いの推移は鋭い考察である。また石田三成は元々親徳川派だったことなど今まで知らなかった情報も満載である。

    この本からわかるのは三成も家康も誤算の連続であったことである。
    P261「となると、目算の狂いの少ない方(中略)に、展開は有利に働く」と分析している。
    すでに結果がわかっている我々の目線から考えてはだめで、現代社会でもそうだが何事も思うように行かないというのが現実なのだろう。

    P220に高台院(おね)が豊国神社に、宇喜多秀家、毛利輝元、輝元正室らと一緒に詣でている事実が記載されているが、どの程度高台院が関与していたかを考察してほしかった。

    高台院が石田三成の娘を養女としていること、高台院の側近東殿が大谷吉継の母であること、東軍が勝利したことを聞いたとき高台院が逃亡しようとしたこと、関ヶ原後に東軍に加担した諸将と疎遠になっていること等から、私は高台院と石田三成が協同歩調を取ったのではないかと思って、その点の考察を期待していたが、上記の豊国神社の参詣のことしか書いてないのは残念だった。

    [誤記]
    P262 [誤] 舞兵庫(舞野兵庫助、前野長康)
    [正] 舞兵庫(舞野兵庫助、前野忠康)→前野長康は義父。

  • 2010.11.5 購入

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プロフィール

一九五一年、東京生まれ。七三年、早稲田大学政治経済学部卒業。歴史、ミステリ評論家。日本推理作家協会会員。主な著書に『伊達政宗 野望に彩られた独眼龍の生涯』『上杉謙信 信長も畏怖した戦国最強の義将』『真田一族 家康が恐れた最強軍団』『新選組 知られざる隊士の真影』『土方歳三 新選組を組織した男』『斎藤一 新選組最強の剣客』『沖田総司 新選組孤高の剣士』『真田信繁 戦国乱世の終焉』などがある。

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