図解 中世の生活 (F-Files No.054)

著者 :
  • 新紀元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775313022

作品紹介・あらすじ

★図解でわかる! 中世ヨーロッパの衣食住
騎士、司祭や修道士、吟遊詩人に娼婦、そして農民や商人や職人たち
ファンタジーではおなじみの彼らのリアルな生活が、図解で丸ごとわかる!

第1章●中世とは
中世という時代/封建制度/領土と小教区/中世の時間と暦/中世の医術/中世の衛生概念/中世の法制度/
中世の刑罰/中世の税制/中世の婚姻/中世の芸術/中世の建築技術/中世の交通/中世の情報伝達と郵便 ほか

第2章●農村と森林
荘園制度/農村の住人/農民/農奴/牧人/農村の暮らし/中世の農法と農産物/農村の住居/農村の施設/
かまどとパン/家畜/農村の食事/農村の衣服/御料林長官/炭焼きと森の職人たち/鍛冶屋/人狼 ほか

第3章●都市とギルド
都市の住人/市長と参事会/衛兵と警吏/商人/職人/刑吏/娼婦/乞食と貧民/都市の住居/都市の施設/
都市の食事/都市の衣服/都市の娯楽/ギルドの種類/ギルドと職人の暮らし/貨幣制度と為替/街道の宿屋 ほか

第4章●教会と聖職者
宗教施設とその区分/教会と修道院の住人/教皇/司教/聖職者/教会と修道院の施設/教会と修道院の食事/
教会と修道院の衣服/施療院と奉仕活動/聖人信仰と聖遺物/巡礼/異端/罪と免罪/煉獄 ほか

第5章●王宮と城砦
城の住人/領主/騎士/従卒と小姓/奥方と姫君/傭兵/吟遊詩人と道化師/宗教騎士団/城の暮らし/城の施設/
城の食事/城の衣服/城の娯楽/紋章学/戦争/訓練とトーナメント/武具/攻城兵器/馬/錬金術 ほか

(全110項目)

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  • 978-4-7753-1300-2
    C0022¥1360E

    図解 中世の生活
    2016年10月15日

    著者:池上正太(いけがみ しょうた)
    発行所:株式会社新紀元社
    --------------
    1)中世とは
    2)農村と森林
    3)都市とギルド
    4)境界と聖職者
    5)王宮と城砦
    索引
    参考文献
    ---------------------

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/770454

  • 【中世】
    農地に縛られた農奴と、神学的迷信が支配する時代。

    情報入手が難しい世の中ではあった中で、
    新鮮な肉を求め都市間を動く肉屋が、情報屋としての役割を果たしたり、
    牧人が民間療法、呪いに通じた異教的存在と考えられていたり、
    文化がリアリティーあって面白い。

    領主は限られた領地からできるだけ多くの税収を得るために、領民の様々な日常行為を制限し、課税対象としていた。例_パン焼き、水車小屋
    領主から権利を与えられた水車小屋の管理人「粉挽き」などは、農民からよそ者として嫌悪。
    苦しい生活でも一致団結できない雰囲気か。

    深い森林に君臨する狼は人々の恐怖の対象だった。
    その認識、伝承が、「人狼」を生み出す。
    栄養不足、禁欲的生活、死が間近に存在するストレスにより、狂的妄想(自分が人狼!? あいつが人狼!?)など。
    まじで人狼ゲーム。

  • 塩野七生さんの小説を読んでいて、中世について知りたくなり、読みました。部分的に記述が足りない/やや記載が怪しいところ目ありますが、右側のページに左側ページの内容が図解してあり、全体が理解しやすいです。
    中世のことを導入として知りたいなら、買って損はないです。

  • 中世ヨーロッパの風俗を農民、市民、聖俗の支配者とその従者たち、に分けて紹介している。見開き左に本文、右に解説イラストという構成でわかりやすい。異端など読んでいると一部の内容は若干古い研究が載っている気がするけれど参考文献も明記してあり、入門書としてオススメだと思う。

  • 各項目についてテキスト1ページ、図解1ページという構成。
    従って、深く突っ込んではおらず、概論的な解説にとどまっており、かつ、考察はほとんど加えられていない。
    その点で、中世ヨーロッパの生活を概観し、インデックスとして活用するには便利な本だと思う。
    但し、随所に「?」が残る部分や、訳語が適切ではないのではな、と思うところもあった。
    たとえば、ビザンチン(イスタンブール)について述べる時、こちら側のキリスト教を「ロシア正教」としているのは正確とは言えない。ギリシア正教、あるいは東方教会とすべき。
    参照先:http://www.y-history.net/appendix/wh0601-055.html

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