文豪誕生

  • 新紀元社
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本棚登録 : 95
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775319048

作品紹介・あらすじ

芥川龍之介、太宰治、織田作之助、坂口安吾、中島敦、江戸川乱歩、谷崎潤一郎の「デビュー作・出世作」アンソロジー。
イラストは『乙女の本棚』(立東舎)シリーズなどで人気のイラストレーター げみ氏担当。

感想・レビュー・書評

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  • 芥川龍之介、太宰治、織田作之助、坂口安吾、中島敦、江戸川乱歩、谷崎潤一郎 それぞれの「デビュー作」を中心としたアンソロジー。

    本の構成が面白く、
    略歴、肖像画、ブレークまでの道のり(少し詳しめの経歴紹介)、「デビュー作」、「キャラクターファイル」と称するデビュー後の彼らの足取りと(没年までの経歴紹介)、現在ある文学館や墓地の紹介など「聖地巡礼」先の案内
    となっています。
    要は、作品を楽しむだけでなく、その文豪の簡単な生い立までこれ一冊で分かっちゃうので、まさに「文豪ガイド」って読み応えの一冊です。(史実ネタの紹介の精度も悪くないし、写真の提供に田端はじめ各種文学館の協力を得て制作されてるのも好印象)

    「デビュー作」を紹介しているが故、彼らの著作のうち、その作品は名作・傑作と言われるものには及ばないモノもありますが、一つ一つが短いのでサクッと読めるし、「とりあえず文豪の事知りたい・作品も読みたい入門編」としては良い本ですね!

  • 無頼派は苦手だと思ってたんだけど、おださくさんが予想以上に良かった。谷崎さんは完成されすぎてて、幼少期の橋本環奈の写真を見た時の気持ちになった。このメンバーの中では初期に生まれた谷崎さんと乱歩が一番長生きなのが悲しくなった。

  • 【所蔵館】
    総合図書館中百舌鳥

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000951844

  • 当時の文壇の権威たちを驚かせた、七人の作家たち。後に文豪と呼ばれ、今でも読み継がれている彼らのデビュー作・出世作をまとめた本書。彼らが小説家を目指したきっかけ、文壇への登場の仕方は様々です。作品とともに、彼らがなぜ「文豪」と呼ばれるまでになったかを知ることのできる一冊です。

  • 芥川龍之介 太宰治 織田作之助 坂口安吾 中島敦 江戸川乱歩 谷崎潤一郎の処女作を集めた一作+その作家の略歴やエピソードもふんだんに入れてある一作。

    なかなか面白く読めました。

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著者プロフィール

1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大大学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。

「2021年 『芥川龍之介大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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