本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784775319888
作品紹介・あらすじ
『わが名はコンラッド』、『光の王』、〈真世界アンバー〉シリーズなど、60年代のアメリカSF界を牽引した作家ロジャー・ゼラズニイの傑作『ロードマークス』を新たに翻訳。過去、未来を自在に行き来できる〈道〉を疾走する一台のピックアップトラック。そのドライバー、レッド・ドラキーンを暗殺すべく、〈黒の十殺〉が追いかける、緊迫のロードノベル! ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者ジョージ・R・R・マーティン製作総指揮による映像化原作小説!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
新訳発売の報を聞いて、これは機会と初・ゼラズニィ。
過去、未来を自在に行き来できる一本の道路―――<道(ロード)>。その道を、おしゃべりなコンピュータ<華(フラワーズ)>を相棒に、青いピックアップトラックで駆け抜ける男、レッド・ドラキーン。彼は殺人ゲーム<黒の十殺>のターゲットにされてしまう。襲い掛かる様々な暗殺者。その魔の手を掻い潜った先に辿り着く結末とは―――。
結末とは―――「無事、(マラトンの戦いで)ギリシアが勝った」かな?(違
読み易いのに読みにくい。視点と時系列があっちこっちに移動する上、物語の着地点がこれといってないのが理由かもしれない。<道>を直走るロードムービー感や個性豊かなキャラクターたち、紙面に描かれるそれらを雰囲気で楽しむのが正解かな?確かに、(個人的に、)なんとなく寺沢武一の『コブラ』感があって楽しかったのは間違いないが、物語の主軸(と思っているのだが。)である<黒の十殺>の顛末も尻切れ蜻蛉感が強く、読後の満足感はイマイチ。自分にはちと合わなかったようだ。
ロジャー・ゼラズニイの作品
本棚登録 :
感想 :
