ベン・ハー―キリストの物語 (アメリカ古典大衆小説コレクション)

  • 松柏社
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本棚登録 : 19
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (593ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775400241

作品紹介・あらすじ

時はキリストの時代。ユダヤの貴公子ベン・ハーが、ローマ総督暗殺の濡れ衣を着せられ過酷なガレー船の奴隷に身を落とすも、懸命にはいあがる、サスペンスとロマンスに満ちた復讐劇。

感想・レビュー・書評

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  • 1959年に映画化されたもののイメージが先にありました。以前読んだ文庫本は抄訳であったため、非常に物足りなかったのですが、新訳に触れることができ、よかったです。
    19世紀末にベストセラーを打ち立てたアメリカの大衆小説。副題に「キリストの物語」とあるように、新約聖書の要素が大きく取り入れられています。スペクタクルな史劇。今の時代に読んでもけっこう面白いのではないかと思うのですが、充分楽しむには、古典の領域に入る翻訳小説に慣れていることと、ある程度のキリスト教に関する知識は必要かもしれません。また、序盤のキリスト誕生のシーンが意外と長いので、そこはちょっと腰を据えて臨みたいところ。
    実は映画(1959年度版)では省略されていた部分も多いことを知りました。悪女タイプのもうひとりのヒロインの存在、主人公が実は政治的な活動にかなり足を突っ込んでいたこと等は、映画では描かれなかった部分です。
    著者は南北戦争に参加した軍人であったとのこと。政治・軍事面へのしっかりした視点が存在しているのはそのあたりに起因するのでしょう。

  • 原作を読んでから映画を見る人、映画を見てから原作を読む人など様々でしょうが、これに関しては映画が先。
    たまたま、書店で本を見つけて手に取った。
    映画後半の戦車でのレースシーンに圧倒され、イエスキリストの磔刑と奇跡に心を打たれ、そんな映画のシーンを思い出しながら読み進めた。

  • キリストはすごい!宗教になるぐらいです。世界が変わるくらいです。戦争が起こるくらいです。さあ、みんなでキリストを崇拝しようか。そしてベン・ハーを読もうか。・・・間違ってベン・トーを買わないように。おもしろいけどね。

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