- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775502204
感想・レビュー・書評
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もやもやしながら一気に読んだ。短編の「F」が一番好き。
「転生輪廻」、「前世」についてはよくわからないけれど、よくある生まれ変わりものではなかったので興味深かった。
スピンオフの『恋愛時間』も読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生まれ変わりというテーマで、ここまで愛憎に満ちた話を書けるのは木原さんくらいだろうなと思った。洲脇も、その前世の宮澤も身勝手な愛情表現しか出来ない悲しさ。文の中に生まれた宮澤へのわずかな愛情が膨らんで、英一の洲脇への愛情へとつながっている、という台詞が救い。
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前世の因縁に現世の二人が絡め取られてのお話なんだが、茂呂木の前世を宿す兄の存在がもう少し絡んできて、どろどろのぐっちょぐちょになるのかと思いきや…と言う肩透かしを少し食らった感じがする。英一の前世である文の過酷さがあれだけあっただけに。宮澤が消失する際も、後で過去の彼がどう言う事を行ったのか解ってくると、余りにも簡単すぎるきらいも否めない。前世と現世の絡め方が、木原さんであればもう少し書きようがあったのでは…と初めて思った作品だった。
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木原さんの書く、異常な執着心みたいなのが好きなので良かったです。
宮澤の想いが報われなくてホント切なくなりました。
だけど、英一の何処がいいのか理解できなかった。単純に英一が私のツボじゃなかったってことかなあ。 -
初めて読んだ木原作品がこれだった。読後感は「ストーカー怖ぇ…。BLってもっとアハハウフフなもんじゃなかったっけ?」しかしその怖さがやみつきになりました。番外編は終わり方が好きだった。
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悪くはないのだけど、私には向かない。
しかし、木原先生のお話は大好きです。 -
大好きでした。