その男、淫乱につき~ONE LOVE 1st.~ (アクアノベルズ) (アクアノベルズ ONE LOVE 1st.)

著者 : こたにみや

• オークラ出版 (2007年7月23日発売)

感想・レビュー・書評

[ひーこにゃんさんの感想 · 2022年8月1日]

この頃にはそんな言葉は無いのかもしれないけど、主人公の拓海はビッチ系です。
好き。という気持ちがわからないけど、気持ちいいならすればいいじゃん？って感じなので最初は好みではありませんでした。
そんな出だしだったので、表紙を見る限り、拓海のことが好きな三人が拓海を共有する。って感じかな？と思ってしまったのです。

しかし、中身としては、
拓海のことを
好きだから抱く圭一郎と隼人。
好きだから抱かない涼太。

この人間模様で、涼太が踏みとどまることで拓海の意識が変わっていくのです。
最終的に拓海が誰を選ぶのか選ばないのか、それは読んでからのお楽しみ。
私個人としては大本命だったので満足でした。でももっともっとラブラブ見たかった！っていうか、ラブラブ欠乏だよ！

[伏龍 亮さんの感想 · 2008年4月17日]

◇
内容が薄い。
主人公と彼を取り巻く３人の男性･･･と言うより、主人公と２人のセックスフレンド＆１人のハウスキーパーって感じか？
心理描写等が少なく、面白みに欠ける。かと言ってポルノでもない。
続刊が出る予定のようだが、これが序盤であるなら尚更、読者を惹きつけるだけの“内容”が必要だろう。