有閑紳士的求愛論 (プリズム文庫) (プリズム文庫 ay- 4)

著者 : 藍生有

• オークラ出版 (2008年4月23日発売)

感想・レビュー・書評

[カイルさんの感想 · 2010年6月28日]

（あらすじ）
ロンドンで出会ってから一年、
陸人は宿院剣悟という年下の男に口説かれ続けている。
名家の当主で青年実業家でもある剣悟から捧げられる
紳士的な求愛は嬉しいけれど、
陸人はすっかり焦れてしまっていた。
強引にすべて奪ってくれたらいいのに...と。
そんなある日、クーリエの陸人は仕事先の美術館のそばで、
仮面舞踏会に出るような格好の怪しい男を見かける。
その夜、美術館から2枚の絵が盗まれたことを知った陸人は、
事件について宿院と話すうちに、
仮面の男が宿院と似ていることに気づいて...。

著者プロフィール

あいお・ゆう●ＢＬ作家。花丸文庫ＢＬＡＣＫ（白泉社）にて刊行の｢双子｣シリーズを筆頭に、著作は多岐にわたる。

「2016年 『有松恋染めノスタルジー 』 で使われていた紹介文から引用しています。」