穢れなき虜囚 (プリズム文庫) (プリズム文庫 mt- 9)

著者 :
  • オークラ出版
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775513057

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  • 禁忌の関係の果てに生まれてきた漣は、二十年以上もの間、監禁生活を強いられ、性的虐待を受けてきた。そんな彼は祖父の死をきっかけに外の世界へと出られることとなり、弁護士である直純のもとで暮らすようになる。しかし、直純が漣の面倒をみるのは、仕事の便宜上でも善意からでもなかった。すべては、漣の祖父に対する復讐計画を実行に移すためで―。

    あらすじだけみるとなかなかに酷い男直純ですが、実際に本編を読むとそこまで酷い印象は見受けられないです。
    監禁されていたが故にモノを知らない漣(やや人間恐怖症)を見守る直純という構図で話が進んでいきます。
    テーマとしてかなり重いものですので好みは分かれると思いますが、サブキャラも好感の持てる人物でした。

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著者プロフィール

牧山とも Tomo Makiyama
シャレード文庫『きみと二人でウチごはん』をコミカライズしていただくにあたり、新たに巻末収録のショートストーリーを書かせていただきました。
久しぶりに朝日奈と史佳のお話を執筆できて、楽しかったです。

「2020年 『きみと二人でウチごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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