伯爵の花嫁 (マグノリアロマンス) (マグノリアロマンス SB- 1)

  • オークラ出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775514238

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】男爵家に生まれたグウィネスだが、両親の死後、叔父の家族が城に移り住んだことによって、使用人同然に扱われるようになった。そのうえ、日照りを止めてもらうためにと、森に住む魔術師のもとへ花嫁として差し出されることに。いけにえとして魔術師との結婚を選ぶか、それとも―死を選ぶかを迫られたのだ。しかし、魔術師と呼ばれるアリクの正体は高名な騎士である伯爵だった。いままでにたくさんの死を見つめつづけてきた彼は、グウィネスの死を見るのがいやで結婚を承諾する。けれど、グウィネスに自分の正体を明かそうとはせず…。

    三部作の1。
    思いのほかヒロインがおしゃべりだった。
    だからではないけど、ヒロインにイライラ。
    でもヒーローめちゃくちゃ尽くすタイプにニヤニヤw
    最終的に考えたのが、王道的逆転夫婦ロマンスなんだねって事!!
    いつもは暴慢なヒーローに抱擁力のあるヒロインが癒し情熱の波に乗る話が大好きで、そうゆう系ばかり読んでたけどw
    本書は行動派過ぎる(我侭?)妻ヒロインを抱擁力のある(ヘタレではない)夫ヒーローが奮闘する話。
    たぶんそうと違うかな?
    ヒロインをすぐ好きになれなかったけど、あれぐらい肉食妻でないと奥手夫を引っ張り出せなかったと思うしね。

  • 薔薇戦争末期のイギリスを舞台にしたヒストリカル。例のロンドン塔で殺された(と言われている)兄弟が重要な鍵となる……がロマンスの方はねぇ……。戦に疲れて身を隠した伯爵×男爵の忘れ形見で叔父にやっかい者扱いされている令嬢の話だけど、伯爵が自分の爵位を弟に正式に譲りもせずに隠遁するとかありえないのじゃなかろうか。なんだかとってつけたようなホットシーンも含めて「なんちゃってヒストリカル(やや残酷描写あり)」だったような。
    何故こんなに点が辛いのか自分でも不思議だけど、多分私は男が(身分を隠してたくせに)女を自分の財産目当てとか思い込む話が嫌いなんだと思う。

  • ヒストリカル・ロマンス、面白かったです。

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