ハイランドの姫戦士 (マグノリアロマンス)

著者 : マヤ・バンクス 出水純

• オークラ出版 (2013年2月9日発売)

作品紹介・あらすじ

近隣の氏族により同盟締結を望まれたマクドナルドとマケイブは、結婚というかたちによって結ばれることとなった。族長の娘であるリオナは、国王の見つめる前で政略結婚しなければならないのだ。男の服を着て剣術にいそしむ勇ましさを持つ反面、自分の前でひざまずいて永遠の愛と忠誠を誓い、妻を姫戦士として自慢してくれるような夫を彼女は望んでいた。なのに、結婚相手のシーレンは、かつて愛した女に裏切られたせいで他人に心を許さなくなった冷淡な男だった。愛を公言する素晴らしい男と友人が結婚しただけに、リオナはむなしさを覚えて…。

感想・レビュー・書評

[まるるさんの感想 · 2023年7月29日]

三男と同盟国の姫
最初から最後までまんねりした部分がなくとても楽しかった。ヒーローが男装や剣を振るうヒロインを少しずつ認め、ヒロインも怖いと思ってたヒーローに少しずつ心を開き、最後はこのシリーズの中で一番勇猛果敢に行動していて素敵な女性でした。

[usadon2162さんの感想 · 2016年5月23日]

h/hが反発しあってたのに思ったより早く仲良しこよしになる　
そこ、もうちょうと引っ張っても良かったんじゃないか?

[本読み隊さんの感想 · 2016年3月19日]

ハイランダーシリーズ”マケイブ三兄弟”の最終話です。
不器用な末弟シーレン。極度の女性不信の彼が、他の巻で垣間見せた優しさを、ヒロインにも見せることができるのか？
この巻だけではリオナが嫁入りする過程や、最終決戦の敵とのつながりなどが見えてこないので、シリーズを続けて読むことをオススメです。
前半は、惹かれはじめながらもぎこちない夫婦生活でのやりとりで、展開としてはまったり。大団円らしく二人の窮地に皆様登場での華々しいいラストとなっておりますので、是非シリーズで！
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5008.html

[へきくうさんの感想 · 2013年11月27日]

てっきりヒーローの書いた巻物にはヒロインへの想いが綴られてるのだと思ったけど違ったのね（笑）単なる作戦書だったのか。ま、あの場面で恋文だったなら、敵にm9(^Д^)9mﾌﾟｷﾞｬｰってされてもおかしくない（笑）マケイブ三兄弟最終話は無口な3男、女に騙されてクランがボロボロにされた過去を持つヒーローでした。2作目次男ヒーローと婚姻結ぼうとして、結ばなかった姫戦士がヒロインちゃん。三作通してえげつないことした敵のラストはあっけなかったわ。おいしいとこ、ヒロイン持ってく、それも背中から！と。 ところで、瀕死の状態で馬に 乗って戻ってきた戦士は大丈夫 だったの？とか、味方側での回 収が無かったのが残念。せめて エピで彼の姿がチラとでも見え てたらよかったのにな。

[kina-koiさんの感想 · 2013年6月26日]

シリーズ３　マケイブ兄弟のシーレンと、マクドナルド族長の娘リオナの結婚から始まる完結作。
ダンカン・キャメロンの姪を恋人にし裏切りによって父親を始めとした一族を過去に失ったシーレンが、いかにリオナに心を開いてマクドナルドの新しい族長となっていくかが見どころ。
続けてマヤバンクスを読んだが、現代ものよりこのハイランド物の方が面白かった。セックスの奇抜なシチュエーションより筋立ても良く評価は上です。

[ちゃあさんの感想 · 2013年2月1日]

「ハイランドの美しき花嫁」 「ハイランダーの天使」 関連作

マケイブ三兄弟のシリーズ3部作の第3弾
三男シーレン。

著者プロフィール

エロティックロマンス、ロマンティックサスペンス、コンテンポラリーロマンス、スコティッシュヒストリカルロマンスで『USAトゥデイ』『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー入りを果たす。夫と三人の子どもたちと、さまざまなペットたちとともにアメリカの南部に住む。

「2020年 『あなたの笑顔が眩しくて』 で使われていた紹介文から引用しています。」