ヘイトスピーチとネット右翼

  • オークラ出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775520673

作品紹介・あらすじ

暴力的で差別的表現はどこまで許されるのか!?ネット右翼と呼ばれる人たちは、何を考えているのか?左右の立場を超え若き論客たちが挑む!

感想・レビュー・書評

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  • 誤字脱字が多く、読んでいて、またか…とゲンナリしました。
    後半の座談会は、全く話が噛み合っておらず、座談会の体をなしていないように感じました。

  • 想像以上に内容の薄い本だった。4人の著名人による論考が前半にあって、後半はその4人による対談記録という構成になっている。前半の論考は過去のそれぞれの著作の要約みたいな内容でしかなかった。そしてメインは対談部分だと思うが、それぞれが考えていることを好き勝手に述べ合っているだけで、対話の体をなしてない印象しか残らなかった。

  • また安田さんが出ている本。最近よく読むなー

    戦後保守はアメリカ庇護のもと反共から出発しており、その保守を支援していたのがフジサンケイグループ。そして冷戦崩壊後反共の目標を持たない韓国が反日に変化した。しかし反共の仲間として考えていたマスコミにとって韓国・朝鮮に対するネガティブな見解はタブーとなった、という見解は新しくて興味深い。あと国籍法の改正の件も。
    確かに嫌韓=悪という図式で思考を停止しているのはある。ただ古谷経衡氏のネット右翼に対する調査は疑問が残る。例えば朝日新聞の購読者の大卒率38%に対して、60%以上など。(年齢層に全入時代の若者が多いのか?)

    最後の対談本編で誰がどういう主張をしていたか忘れてこんがらがってしまった。それぞれの人の経歴や立場をまとめてくれればわかりやすいと思う。

  • この問題について,保守・右翼の立場,ジャーナリズムの立場はどうなんだろう,という関心からこの書を手に取りました。いろいろな分析・検証で,考えさせられますが・・・。

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著者プロフィール

1964年生まれ。産湯は伊東温泉(静岡県)。週刊誌記者を経てノンフィクションライターに。『ネットと愛国』(講談社+α文庫)で講談社ノンフィクション賞、「ルポ 外国人『隷属』労働者」(月刊「G2」記事)で大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞。『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『ヘイトスピーチ』(文春新書)、『学校では教えてくれない差別と排除の話』(皓星社) 、『「右翼」の戦後史』(講談社現代新書)、 『団地と移民』(KADOKAWA)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日文庫)他、著書多数。
取材の合間にひとっ風呂、が基本動作。お気に入りは炭酸泉。

「2021年 『戦争とバスタオル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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