騎士が愛でるは籠の鳥 (プリズム文庫)

著者 :
  • オークラ出版
3.22
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本棚登録 : 84
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775521946

作品紹介・あらすじ

楓月は迷い人だ。現代の日本から、わけもわからぬまま異世界に飛ばされてきた。それからというもの、楓月は娼館で春をひさぎ生きている。死ぬほど嫌な仕事だが、繊細な美貌が人気を博して店一番の売れっ子になってしまった。そんなある日、楓月に貴族の指名客がつく。筆下ろしを頼まれたのは、素晴らしい美青年の騎士で…。

感想・レビュー・書評

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  • 随分尻切れに終わったものの、悪い気はしなく、満足とは行かないけど足りました。色々な設定が中途半端すぎたし、割と強引な終わり方だった気もするし、主人公の性格が生かされていない気がする場面も多々あったが。。。でもまあ、足りました。

  • 異世界に突然飛ばされたコンビニ店長があっちの世界で無理やり男娼にされて。
    ノンケなんで男とHしても気持ち悪いだけで感じるはずもないのに、美しかったばかりに客は引きも切らず。そんな時、美貌の童貞騎士が仲間に連れられて娼館にやって来る。受けはその騎士の筆下ろしを頼まれて、いろいろ教えるんだけどもちろん受けはイクことはなかった。で、騎士はその後、他の男と経験を積んでめちゃHがうまくなって、受けを身請けしてめちゃ甘やかすんだけど。
    まぁ、BLだからさ、しかたないんだけど、騎士の筆下ろしに男娼をあてがうってどうよ?普通はそれは女だよね〜。ゲイかどうかもわからないのに男娼を抱く気になるかね?
    まぁ、なんだかんだでハッピーだからいいのか。これ、異世界である必要あるのかね、飛ばされ来るのは日本人のみってのはなんでだ?

  • 「異界の王」が異世界トリップ物でとても面白かったので期待が高過ぎました。
    この世界の人が子供を痛めつけて庇わないような人ばかりでちょっとがっかり。騎士はもう少し高潔であって欲しい。

  • 異世界トリップ好きだから期待しすぎたのかもだけど、何か、こう、すっきりしない感じ。
    異世界トリップにリアルは求めてないんですよ、ってことかな? リアルすぎて読んでいて疲れた。あそこまでリアルにする必要性があったんだろうか? 萌えられなかった。

  • おもしろかったよーさわやかヤンデレ(未満)
    カヅキの男らしさは共感するところがある。と思う。
    あとコミコミさんの特典冊子で気になってたティルとジルのその後が読めて良かった(^▽^)

  • 以前読んだ成瀬さんのモフモフ作品がツボだったので、異世界トリップ大好物ということもあり迷わず購入。
    ……したんですが、期待値高すぎた。
    異世界トリップものの醍醐味ははっきりいってゼロです。
    ファンタジーに求められる要素も微妙。
    リアルは現代物で求めますので、ファンタジーの必要性を感じなかったというか……。
    中世ヨーロッパ風味な設定で、ある日突然そんなとこに来ちゃった現代人の受が、生きる為に男娼として地獄の日々をうんぬんかんぬん。

    そこまではいいのですが、そんな受を見初めちゃった大貴族な攻が、紆余曲折あって一生おまえを守る! というのがファンタジーのお約束。
    この本の攻は、そんなお約束とはちょっとずれていて、本当に受のこと好きなの? という疑問が。
    異世界に来て酷い目にあってすっかり懐かない猫みたいになった受を甲斐甲斐しくお世話したけど、こっぴどくふられて逃げられたあげく、その際大事な家宝の宝石やらなんやらまで盗まれて怒り心頭こんなヤツを好きだった自分が恥ずかしい!!とかなんとか。

    なのに真実を知るや、襤褸雑巾みたくなった受を再び連れ帰り、今度は監禁陵辱まがいの日々。
    え……?
    なんか、受を助け出した次のページから、攻の人格が豹変しすぎてて、別の話読んでんのかという違和感が。
    この攻は本当に一生受のことを理解するとか無理だと思う。
    こどもへの接し方も好きではないし、ある意味本当にリアルにお貴族様です。
    ファンタジーはあり得ないことが起こるから、そのカタルシスに読後大満足、となるのですが、最後までリアルすぎました。
    壮大な話のわりには、あっちこっち話が飛んでる感じがして、結局何がしたかったの……? みたいな気分に。
    わざわざ異世界トリップ設定にする意味がない気がします。

  • タイトル通りのお話。あんまり好きな終わり方じゃありませんでした。

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