警官の街 (マグノリアブックス)

  • オークラ出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (569ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775525074

作品紹介・あらすじ

三カ月間で四人の警官が殺された。ひざまずかされ、額に一発の銃弾を受けて処刑されたのだ。目撃者もなく証拠も出ていないために、容疑者はいない。警官たちが犯人を"アトランタ・シューター"と呼びはじめたなか、五人目の犠牲者が出た。いままでと犯行スタイルが異なっていることから、犯人は"シューター"ではないかもしれないという意見が出る。男性警官の意見しか重要視されないものの、マギーはほかの警官の見解に納得できない。彼女は独自の捜査をすることにしたが-。人種差別や女性蔑視が横行する一九七四年のアトランタを舞台にした犯罪小説。

感想・レビュー・書評

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  • 1974年 南部ショージア州アトランタ舞台
    戦争帰りの警官たち、人種差別、女性差別、マイノリティ差別 いろいろとてんこ盛り 

    ケイトとフィリップ この二人のロマが良かった この先どう発展するのやら 今のケイトはフィリップと切れるの無理っぽい それにフィリップを越える男性なんてそうそう現れへんやろ でも、日陰の身は、わかっちゃいるけど辛すぎる

    マギーとリー 8年前に二人の間に何かがあって(何があってん⁉)絶縁状態 この二人もどうなることやら…気になる
     
    ど根性ゲイル警官が、ひたすらたくましくてカッコいい ゲイル先輩ついて行きます!
    こういう先人がいたおかげで女性の地位向上も上がったんだなとしみじみ思う 

    「意外かもしれないけれど、どんなに苦しんでいようと地球はまわりつづけるのよ。」(オーマ)

    犯人がわかるまでイッキ読み ☆4.5

  • カリン・スローター『警官の街』マグノリアブックス。

    1974年のアトランタを舞台にした警察小説。連続警官殺害犯アトランタ・シューターの犯行と思われる事件を主人公の婦人警察官マギー・ローソンが捜査する。

    題材はかなり面白いのに、煮え切らないストーリーは相変わらず。それでも、カリン・スローターの作品を度々手にしてしまうのはどうしてだろうか。

  • 時代背景と描写のマッチングが絶妙、雰囲気出てる。

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