偽りの皇子は淫らに啼いて (プリズム文庫)

著者 :
  • オークラ出版
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775527832

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  • 母のために自分の役割を果たそうとする彰湖。そんな彰湖を皇太子として責め立てる大星。辛い状況でも責任を放棄しない2人は強い。彰湖は素直に認めてしまえばいいのに。と思わなくもなかったけれど。でも自分のためでなく、周りの人のために嘘をつき続けるような彰湖だから、大星は惹かれたのだろうと思った。

  • 反乱軍の将のひとり・大星×皇太子の影武者・彰湖。
    彰湖がとても不憫で辛かった。義務感も意思も強く、愚直ともとれる様子で一心に役目を果たそうとする。母のことを思って辛い攻めにも耐えてきたのに、一度にたくさん真実を聞かされる場面はもうあまりに酷くて腹立たしくて苦しかった。それでも大星の立場を慮る彰湖が健気で胸が痛かった。
    大星も憎い皇太子本人でなかろうと王族のひとりだと思い攻め立てるも、次第に助けたいという方向に動くようになる。彰湖のあまりの強情さに驚き苛立ち苦しそうになっていくのが見ていて辛い。それでも口を割るという名目で触れられずにいられないのか。彰湖が一度逃げ出したことで、状況が悪くなり、それでも彰湖を必死に助けようと説得する場面は胸にきました。ふたりのそれぞれの思いが心に響いて切ない。口移しで水と薬を与えるところもよかった。
    彰湖が一生懸命想いを伝えるところもよかったです。もっと落ち着いて仲睦まじい姿も見たかったな。
    史堂先生のイラストもよかった。すごくお久しぶりに見られて嬉しい。

  • どうしても中華とかアジアとかのものに弱い私。影武者の皇子が、本当に愚直に自分の役目を守って守って、その末本当の皇子達に報いられた仕打ちが酷くて切ない。でも、これからお幸せに~❤️新婚のイチャイチャ話を読みたい……

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