マーベラス・ツインズ契 (1)だましあい (GAME CITY文庫 こ 2-4)

著者 : 古龍 川合章子

• 光栄 (2008年6月18日発売)

感想・レビュー・書評

[忍豚さんの感想 · 2014年4月13日]

「互相欺騙」

『絶代雙驕』の第二部とも言える作品。
小魚児が鉄心蘭に助けられて花無缺から逃れてから三年。
旅芸人の一座に紛れて隠れ続けてきた小魚児は、地下宮殿で見つけた武術の秘伝書を密かに修行する。
花無缺は小魚児を探すため江別鶴と行動を共にし、鉄心蘭は小魚児を救うべく花無缺の側を離れずにいる。
思わず彼らに再会した小魚児の目には、花無缺と鉄心蘭はお似合いの恋人のように映り、身を切られる思いに。
十大悪人・「不吃人頭」の舅で、三湘武林の盟主・鉄無双の周りで怪事件が続発し、鉄心蘭も毒殺されかかる!?
花無缺は江別鶴と共に鉄無双を追求するが、すべては罠？
江別鶴・玉郎の父子が卑劣な陰謀を巡らす。
謎の行動を取る双子の羅九・羅三兄弟の目的は？

小魚児に恋する少女・紅珠が切ない(>_<)
そしてもう一人、男装の少女・三嬢もやっぱり小魚児に恋してる？
意外な所で慕容九妹、そして久々に黒蜘蛛兄貴が再登場！(^O^)

ニン、トン♪

[さゆさんの感想 · 2013年2月22日]

前作から三年。

投げやりになり、さすらう小魚児。
しかし、今まで身に付けてきた知識と持ち前の運で生き延び、またしても事件に巻き込まれていく…。

投げやりな小魚児にはちょっとせつなくなってしまう…。

十大悪人の他メンバーも登場し出し、わくわくが止まらない。