シャーロック・ホームズ「ボヘミアの醜聞」

  • でじじ発行/パンローリング発売
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784775926901

感想・レビュー・書評

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  • Audible利用(0h59m)
    朗読:佐々木 健

    佐々木健さんの朗読が、いかにも古典的で、ちょっと怪奇的な風味もあって本当に素敵。霧煙るロンドンで起こる様々な犯罪物語の雰囲気にぴったりだ。

    このエピソードを聴く前に『シャーロック・ホームズの建築』(北原尚彦 文、村山隆司 絵・図)を読み、ベイカー街221Bやアイリーン・アドラーの邸宅ブライオニー・ロッジの間取り図を眺めながら朗読を聴いた。
    部屋の位置関係がわかると、アドラー邸の居間での一部始終がよりリアルに思い描けて楽しい。
    例えば、ブライオニー・ロッジは建物が道路ぎりぎりまで張り出しているという記述がある。その道路に面した大きな窓の外から、ワトソンは居間の様子を伺い、タイミングを見計らって発煙筒を投げ込んで「火事だー!」と叫ぶ。
    外観図や間取り図を見ると、ワトソンが身を潜める場所では、邸内からの視線・敷地内の人の出入り・道路からの視線、いずれにも気が抜けないことが実感できる。
    かなりヒヤヒヤする役をあっさり引き受け、そつなくこなしてしまうワトソンの胆力(と運)はあらためてすごい。

    というわけで、間取りを眺めながらの耳読という楽しい遊びを覚えてしまった。
    『シャーロック・ホームズの建築』で取り上げられているエピソードとAudibleで取り扱いのあるエピソードがあまり被っていないのが残念。どんどん読み進めたいけどすぐ読んじゃうのが惜しい(´;ω;`)

  • オーディオブックのシャーロック・ホームズ3作目視聴。

    ホームズが唯一「あのお方」の呼ぶアイリーン・アドラーは、とっても賢い聡明な女性でした。

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